ぎっくり日記 2017.12.30

12/30 ぎっくりが来た

 朝、原稿執筆。午後から書棚の整理。自室から学校へと運び込むべくホームセンターで段ボールを買ってくる。ここで一つ失敗をした。これまでは10Lの段ボールを買っていたのだが、今回なぜか間違えて一回り大きい12Lを買ってしまった。このサイズは判型違いの書物も楽々入るので便利なのだが、つい詰めすぎてしまうのが難点だ。案の定、一箱運ぶごとに明らかに腰にきているのがわかる。結局、7箱分を詰めて運んだ。学校では台車を使って二回に分けたので、直に運ぶよりはマシだったが、上げ下ろしでそれなりに体力を使った。

 帰ってきて、ようやく空いた本棚に目指す本を入れようと屈んだとき、びりびりっときた。立とうとするが這いつくばってしまう。よく腰が抜けるというが、抜けるというよりは、立ち上がろうとするたびに四方八方で痛みが群発して、どうしていいかわけが解らなくなってしまうという感じ。

 ああ、これが「ぎっくり腰」というやつなのか。

「ぎっくり腰」という症状名が思い浮かぶと、なぜか這いつくばっている自分に理由がついた気がして、わあだめだー、と声に出して床をそのまま這ってひとまず敷きっぱなしの蒲団にたどりつく。しかし、寝転ぼうとするとすでに痛い。ひどいことになった。

 寝転んでしばらくすると、やはり痛いのだが、それは手なずけることのできる痛みであるように思われてきた。そしてその鈍痛がベースラインになって、どっちの方向に動かすとより痛いか、ということに気が向くようになった。どうやら右の臀部のあたりのようだ。這ってスマホをとってきて検索。「ぎっくり腰」で引くと、いろいろ出てくる。とりあえず年末だし、医者にかかってすぐによくなるものでもなさそうだ。いろいろやり残したことがあるし書かねばならぬものもあるが、寝る。