身振り研究会。吉村さんの発表。そのあと、徳正寺へ。足穂の初版すべてを見る。そのあと、羽良多さん、扉野さん主催の会に。
100円ショップによく丸いちっちゃいカラーシールを売っているが、そこにいる人があれを路上に貼るというのはどうだろう。
posted at 10:42:05
Instageamサーバダウンについてのコメント、USではフード系が多いな。「飯が冷えた」「もう飯を撮れない」「撮らずに食え。俺らそうしてきたじゃないか」など。
posted at 16:58:30
た、高い… RT @sourd 「パノラマの資料集成のようなものが今年末には刊行されるらしい。 Panoramas,1787-1900 Texts and Contexts 」これか。 http://t.co/mvYiR3EN http://t.co/Xrz4SUfo
posted at 17:23:43
オバ子は、夏の日のまぼろしだったのさ。(『オバケのQ太郎』より)
posted at 12:50:53
@decostatw @cocorosh 第二言語を話す人のジェスチャーは、話の内容を表すだけでなく、相手との発話のタイミングにかかわる相互行為的なはたらきもあることが、OlsherやMori, Hayashiなどの研究でわかってきてます。
posted at 13:04:01
@decostatw @cocorosh Olsherは2005年、Mori & Hayashiは2006年のやつです。
posted at 13:06:12
ちなみに第二言語習得とジェスチャーについては、金原いれいねさんが日本語学の3月号にレビューを書かれているので、そちらを見ると簡便にわかるかも、です。
posted at 13:13:31
迷いたくない迷宮ってあるよね。
posted at 20:58:48
リトル・ニモの空間論というのは、あまりにベタすぎて誰も書かないのだろうな、と思っていたら、『眠りの国の詩学』という本が出ていた。バシュラールを参照しつつニモ分析をしているそうです(まだ読んでない)。 http://t.co/DUHJpdJy
posted at 00:13:14
ねこをなでるときに、よしよしというのは、ねこなでごえであろうか。
posted at 02:49:37
猫なでエゴ。
posted at 02:51:57
肥をきかせて
posted at 02:53:04
肥え〜
posted at 02:53:42
いつもより心を込めてなでてさしあげたらトイレに行きやがりました。便秘にきくナデだったらしい。
posted at 02:59:38
アノニマス、アノニマスの、羽をとったら、アニサキス。
posted at 23:47:59
ひとまず一章分は書けた。島田さんに報告。彦根へ。
旅情を大事にしようと、東京駅を出てから食い始めたのだが、品川につく前に食い終わった。
posted at 15:07:58
愛宕の山に入り残る月、というのは何齢だったのだろう。旅立ちの時刻に依る。
posted at 15:09:54
うしろの兄弟らしき子供が平清盛クイズを出し合っている。毎週見てるのかな。いいドラマだよね。昨日も食堂で見入ってしまった。
posted at 15:13:56
銚子商業の校歌って好きだったなあ。鉄道唱歌によく似てるんだけど、すごく短くて潔いの。
posted at 15:15:05
@KishinoYUICHI 宅孝二さん作曲校歌、かなりうらやましいです。その後の同窓のみなさんの音楽癖を追跡調査したくなっちゃいますね。
posted at 15:44:46
@ikekenzzz ちなみにぼくの食べたのはメンチカツサンドでした。三つあったのですが…。
posted at 15:45:26
知られざる、ということばを、つい、知らざれる、と言ってしまう。なにざれてんだか。なざれか。
posted at 15:50:39
@ikekenzzz 新橋をしげしげ見た記憶はあるのですが、何をしてたかはおぼろで。サブリミナル・マインドであります。
posted at 15:55:31
初耳です。ビリケンさんもですが、そばの絵葉書店の品揃えに興味津々@Tuvuan RT @Osaka_headlines: 通天閣「初代ビリケンさん」の写真発見か-大阪の男性が当時の絵はがき所有 http://t.co/Z8LFQZLf
posted at 20:57:56
カンヅメ三日目。午後、マームとジプシー。町田でお茶。帰ってまた書く。
マームとジプシーを見て、生きてる人、息を切らしている人、走っている人を見たなあ、と思う。死んでゆく話、二度と会えなくなる話なのに。
posted at 23:16:29
演じるからだの生 —マームとジプシー公演『ドコカ遠クノ、ソレヨリ向コウ 或いは、泡ニナル、風景』のこと— http://t.co/2qqHriwt
posted at 23:50:02
カンヅメ二日目。ともかく書く。
今朝の朝日新聞。昨夜の再稼働撤回デモについて、写真入りだが社会S面に小さく。1万人でも4万5千人でも、何かがある数字であることに変わりない。人びとはどうやって「官邸前」を知りそこに向かったか、いつからどう増えたか、どんな人か、調べて書けば、トップか社会面の記事ではないか。
posted at 09:29:15
ああ、でもぼくはデモに行かなかった。
posted at 09:29:29
モンプチとモンカフェは似ている。
posted at 15:16:22
モンカフェに、ワシまっしぐら。
posted at 15:16:42
ああ、モンカフェの粉こぼした(こぼれやすい)。
posted at 15:17:51
京都府下のみの放送ですが、明日「京都スペシャル 知られざる巨人 〜動物行動学者・日高敏隆〜」6月24日(日)午後5時〜6時 NHK総合。私もちょっと出る模様です。
posted at 19:06:32
カンヅメ一日目。ひたすらマッケイ資料を繰る。
今宵から、カンヅメ、というのをはじめて経験する。
人の動作の中には、些細だがはっきりとした、速度や方向の節目がある。ところが、その節目を見極めようとしてスロー再生やコマ送りにすると、どこが節目かわからなくなる。逆にさっと早送りになでて、かくりとする点を確認すると、よくわかる。
posted at 02:14:17
@leiruharant 観察する側だけでなく、おそらく行為する側にも、ふさわしい粒度があるんでしょうね。あまりにも細かい目でお互いの動作を観て行くと、節目が溶けて見えなくなってしまう。えいやっと振り下ろすと、おや、合った、となる。
posted at 02:25:15
さすがにもう寝よう、というこの時間になって、ぜひ報告したいことができたのでお知らせしたい。それは。
posted at 03:00:57
ボヘミアンとおてもやんは似ている。
posted at 03:01:13
ボヘミア〜〜ン、あんたこのごろよめいりしたのでないかいな
posted at 03:02:05
文字にしてみると、さほどのことでもなかった。
posted at 03:02:36
ほんの5分前までくっくっくと笑いがこみあげるほどの思いつきに思えたのだが。
posted at 03:03:24
介護施設に観察に通っていると、高齢者の便秘と下痢がたいへんだということは、知識としては覚える。けれど、「腸がゴムホースみたい」ということばは出てこない。後戻りできない身体の変化の節目が、視覚のみに頼ることなく記述されている。「俺に似たひと」は、ずんと来る本だった。
posted at 12:13:01
六車由実『驚きの介護民俗学』。「驚きの」を「驚異の」というアオリととる人もいるかもしれないけれど、読めばわかるようにそれは、相手とのことばのやりとりにいかに「驚く」ことが可能か、という著者の方法論に関わることば。語りを聞く驚きは、いかに相互行為を考える核になりうるか。
posted at 14:29:12
@fukutaka 六車さんの話の聞き取り方は、ただの聞き取りじゃないというのが読んでると伝わってきますね。わからない話があったら、わかるようになるまで、できるようになるまでつきあう。そのオトシマエのつけかたが、聞き取りを越えている。
posted at 19:22:27
この前読んだ百間の文章に、漱石の原稿に鼻毛がついていた話があったのを思い出した。それから、鼻毛からDNAが取れるかという話になり、さらに、漱石のクローンを作るなら、原稿の鼻毛がいいか東大にある漱石の脳味噌のホルマリン漬けがいいかという話になる。2002.02.28
posted at 08:53:19
中之島図書館のこと。ぼくは、蔵書が閲覧可能な形で別の場所(たとえば荒本)に移管され、図書館としての建築構造が活かされるのなら、中之島は別の使い方をしてもいいと思う。最近の中之島と荒本の図書館に行って、何か本を探してみたらいいよ。
posted at 12:10:33
liliputさんによる「中之島図書館とはどういう図書館か」について http://t.co/cGViJRnk
posted at 20:23:13
もう何年も、新刊のほとんどは荒本の中央図書館に入り、中之島に入ってくるのは大阪関連書かビジネス書。たとえば村上春樹の本は、2002年以降は入っていない。中之島図書館ビジネス資料室蔵書はこんな感じ。 http://t.co/BTkjwpPf
posted at 21:39:02
わたしは正直なところ、liliputさんの話を読んで、うーん、と思ってしまった。ビジネス支援サービスは正直、知らなかった。本も、あれば便利だと思う。でも、書店では賞味期限の早いそれらのビジネス書を、図書館は知識の集積として本当にずっと開架し保存しておくつもりなのだろうか。
posted at 21:50:20
講義の感想に「今日、不調ですね」と書いてあった。そうなんだよ。
posted at 22:46:49
フチョーーーー!
posted at 22:48:05
不調天。
posted at 22:49:13
不調、天を突くが如し。
posted at 22:49:29
Dr.不調 アラレちゃん。
posted at 22:51:40
不調のときに、とりあえずジタバタしてみるというのは、『綿の国星』でならいおぼえた態度である。
posted at 22:52:54
じつは動画と音声ファイルの同期についても、機種や使用ソフトによって微妙なずれが生じることがある。最近、動画収録の際に「カチンコ」を使うのがマルチモーダル分析界でひそかに流行っているが、これは、動画と音声の同期をあとで微修正するときの目印として意味がある。
posted at 22:57:44
不調〜、不調〜 (霧氷のメロディで)
posted at 23:10:29
不調刑事(ショスタコ5番第四楽章とともに)
posted at 23:11:32
いろいろ書いてみたが「フチョーーーー!」を越えることはなかったな(自己評価)。
posted at 23:12:23
不調ヒゲ。
posted at 23:13:14
気がつくと「ふちょう、ふちょう」とひとりごとをいいながらダジャレをひねっているところがもう絶不調である。
posted at 23:14:04
明日は嵐か。前回の講義も嵐だった。外の音でみんな気もそぞろだったので「嵐を聞く時間」を設けたが、明日はどうしよう。台風の日のライブはよい、という話をはじめて読んだのは、山下洋輔の本でだっけ。
posted at 01:44:24
「夕焼けとんび」は「笑点のテーマ」、「達者でナ」は「タブー」の前奏でうまくいく。
posted at 01:56:41
「夕焼けとんび」の再録版には、ギターの「ぴゅーん」という音が入っていて、これが実にハトヤ感を出す。とんびだがハト。電話はヨイフロ。
posted at 01:57:52
幸田文のエッセイに、もの売りの声を扱ったものがいくつかある。「竹竿うり」もすごくいいのだが、「五臓のない声」という、題からして霊じみた話があってこれがすごい。「私はかねがね、歌う張り声と、際立たない話し声とをかね備えたもの売り声が、ありそうに思って気をつけていた」というのだ。
posted at 03:14:39
そして、幸田文は、その「歌う張り声と、際立たない話し声とをかね備えたもの売りの声」を『先生のお気に入り』というクラーク・ゲーブルの映画に発見する。それは劇場の客席をまわる煙草売りの声で「シガー、シガレット」と繰り返すだけなのだが「はたの邪魔にならず、ちゃんと透る」。
posted at 03:17:17
さてその幸田文のエッセイを読んで突然、全く別の映画を思い出したのだが、それはテックス・エイヴリーの「Red Hot Riding Hood」で、テックス独特のギャグ連鎖の中にちらと、煙草売りの「cigarettte, cigarettte」という声が、とても印象的に使われる。
posted at 03:22:07
「シガレット、シガレット」という煙草売りの声は、けたたましさの連続ともいうべきテックス・エイブリーのアニメーションの中にあって、なぜか不気味な予言者のようにものの名前を告げる。あれは確かに「五臓のない声」というべきものだった。
posted at 03:25:14
狼は赤ずきんちゃんとおばあさんに、こっぴどい目に会って、「もうウンザリだ、いい女に会うくらいなら死んだ方がマシだ」とごちるのだが、再び赤ずきんちゃんを目にして本当に死んでしまう。すると、あの妙に通る「シガレット」の声が、あの世とこの世の境だったように思い出されてくる。
posted at 03:44:59
幸田文が「歌う張り声と、際立たない話し声とをかね備えた」煙草売りの声、と書いたのは、おそらく、煙草売りが映像に現れて呼ぶ声のことではなく、その直前、ギグ・ヤングのセリフに画面外から割って入る声のことではないだろうか。 http://t.co/1WBEx1jn
posted at 16:18:18
何が主人公のRPGがおもしろいのですか。
posted at 17:43:03
ウサギに勝つ。 #カメが主人公のRPG
posted at 17:44:48
三橋美智也は「達者でナ」を歌った。 #三橋美智也が主人公のRPG
posted at 17:47:52
ど〜ろ〜に〜まみれてヨ〜 #三橋美智也が主人公のRPG
posted at 17:48:29
三橋美智也の歌がきける。 #三橋美智也が主人公のRPG
posted at 17:49:25
@ynabe39 けっこう楽しいのではないかと。>歌うだけのゲーム
posted at 17:50:11
武器リストはSP原盤、再録ものに分かれている。 #三橋美智也が主人公のRPG
posted at 17:51:58
欲しい。 #三橋美智也が主人公のRPG
posted at 17:52:37
ぐちょるね〜(何かを言い当てた気分)
posted at 18:00:03
これからときどき、三橋美智也が主人公のRPGをプレイすることにしよう。
posted at 18:03:18
ほ〜い〜のほい〜 #三橋美智也が主人公のRPG
posted at 18:03:49
甲羅を忘れる。 #カメが主人公のRPG
posted at 18:39:26
こうら、しまった。 #カメが主人公のRPG
posted at 18:40:12
さて、飯でも食うか。 #カメが主人公のRPG
posted at 18:46:47
甲羅、食えん #カメが主人公のRPG
posted at 18:52:04
飯食った。#カメが主人公のRP
posted at 19:34:47
ど〜ろ〜に〜まみれてよ〜 #カメと三橋美智也が主人公のRPG
posted at 19:35:40
(カメに乗って歌ってます)
posted at 19:35:53
あーーーあ〜あーーあーーー(美智也) オーラオーラ たっしゃでな(カメ) #カメと三橋美智也が主人公のRPG
posted at 19:38:08
かぜひくな(美智也、カメ) #カメと三橋美智也が主人公のRPG
posted at 19:39:52
@yasudaida おっほっほっほ、がききどころ〜。「ONLY MY LOVE」#daida
posted at 19:52:43
全コマンド選択。 RT @sansuke_yamada おんなせんどうがあらわれた! うれしがらせる なかせる きえる #三橋美智也が主人公のRPG
posted at 20:16:44
Sister Paul のニューアルバム、めちゃいいですね。 #daida
posted at 20:28:42
細川周平編『民謡からみた世界音楽』届く。まだ拾い読みだが、輪島裕介さんの『三橋美智也とうたごえ運動』を読み考えるところ多し。昭和30年代、まだ「演歌」ということばがなかった頃、「民謡」歌手としての三橋美智也の健全さと新しさは、実は左派・進歩派の民謡観と近いものだった、という。
posted at 12:51:41
つい昨日もグループホームで歌伴をしてきたが、三橋美智也と同じ時代の裕次郎や小林旭には「あれは、男の人とかが好きな曲でうちらには…」と複数の人が首をかしげる。たぶん、三橋美智也の「まじめ」「誠実」「平凡」さを志向するタイプの女性たちには、日活的不良さは遠い世界だったろう。
posted at 12:57:10
三橋美智也の「夕焼けとんび」は、オノマトペの使い方や言い回しが「民謡」感をどう醸し出すかという点でおもしろいのだが、気になるのは「ばかっちょ」という言い方。方言ぽいんだけど、どこの方言かというと、微妙に特定できない。北関東のような静岡方面のような。
posted at 14:11:53
…てなことを言うとりますが、例によってKBS京都『レコ室からこんにちは』、本日もちょいと出演してます。メインパーソナリティは細川周平さんで、中村八大特集、というすてきな内容(わたしはあいづち打ってるだけですが)。
posted at 14:14:20
方言が、単なる標準語からのずれとしてではなく、意味から自由になった音韻が浮き出ることで、オノマトペ的現象として使われる。たとえば、三橋美智也も唄い、幾多の歌手が挑戦した「おてもやん」の後半などは、オノマトペと方言が渾然となって、ことばあそびになだれこんでいる。
posted at 14:23:21
おお、ご指摘ありがとうございます。「おんな船頭唄」も利根だったりして、北海道出身の三橋美智也が北関東と結びつくのはおもしろいです。 RT @nanaya_sac @kaerusan ここに「ばかっちょ」=馬鹿者という意味で出ております。少なくとも昔の茨城弁ではあるようです。
posted at 14:30:33
「夕焼けとんび」では、歌詞は「そこから東京が見えるかい」と、地上で見上げる者の視点だが、声は三橋美智也がかーんと高みをたたき出したあと長く滞空するとんびの視点を思わせる。「見えたらここまで降りて来な」で、声のとんびはことば通り、ゆうゆう手元にやってくる。
posted at 18:22:22
その、とんびがゆっくり降りてくるメロディに添って、コードにうっすら暗い予感が忍び込む。野ばら社の譜面には書かれていないが、「見えたらここまでおりてきな」はE7 | Dでなく、E7 C7 |Dである。この、とんびの下降に伴う微かな暗さが「夕焼けとんび」のタマランところである。
posted at 18:28:49
1番の「見えたらここまでおりてきな」からは、この暗さの徴候がいったいなんなのかわからずスルーされる。しかし、2番で兄ちゃんの消息をたずねるところで、その輪郭が見えてくる。そして3番では「おいらをだまして置いてった」とその正体が現れる。ここが「夕焼けとんび」のタマランところ。
posted at 18:30:58
そして、「夕焼けとんび」のステレオ録音では、この暗い予感に微かにエッジをきかせるべく、ストリングスがE -> F -> F#と半音をゆっくり上がり、とんびの下降と交替するようにそれまでになかった情動をむくむくともたげさせていくのである。むはー。
posted at 18:34:11
ちなみに三橋美智也の録音は時期によってずいぶんとアレンジが違っていて、最初の頃のは、先に書いた「暗い徴候」はアレンジ化されていない。http://t.co/6peXWlq4 あとから録音し直されたものは相当凝っている。 http://t.co/RS20gM1B
posted at 18:49:05
先日、KBS京都で発売当時の『達者でナ』をかけたときも、後年の再録音に聞こえるラテンの歌舞いたアレンジではなくて「あれ?」となった(二重唱はすでにあったが)。三橋美智也ら、のちの「演歌」歌手を論じるには、この頃の再録ものの相違と正確な録音年代が必要かなと思ったことでした。
posted at 19:45:58
「カメのその後」が読みどころ。「ポイントにカメ挟まる、名鉄線一時運転見合わせ」 http://t.co/9QnbRbuc
posted at 20:45:14
グループホームへ。ギターを持参し歌の伴奏。
昔、内田百閒の「わくわく」について日記に「プラスにもマイナスにもいきつきかねない、おそろしく不安定な振り子の揺れを指す。」と書いたことがあった。それはあくまで明治の文章を読んだ感触だったが、中里理子さんが詳細に論じていることを知った。 http://t.co/2mojvZOt
posted at 00:38:40
外に出ようとして坂をのぼり始めたけどダメー(つっぷす)、という遊びとも本気ともつかぬことを繰り返す子多し(「コロガル公園」)。
posted at 00:01:09
廃炉40年に見直し案。8月に原子力規制委員会を発足。どうもこれが先日の野田首相の「8月をめどに」の内容らしい。廃炉期間を延ばす根拠も、バックエンド対策をどうするかも、なかったことにして先送りなのか。 http://t.co/FRpJIGXt
posted at 10:48:38
「40年」というのは一世代の中で目を光らせるぎりぎりの時間だろう。それに加えて「20年の延長」という時間じたいが、人の「責任」の感覚をすり抜ける設定ではなかろうか。
posted at 10:50:39
@zAkOnpA だるま、よかったですね。違う季節にまた行きたいです。
posted at 10:54:36
40代、50代の人は、17年前、1995年の生々しいできごとが、いかに若い人に伝わりにくいかということを、オウム報道によって実感しているところではないのだろうか。20年、40年という時間単位で語られる話にご用心。
posted at 11:07:00
ロックンローラー近田春夫の「歌謡曲って何だ?」NHK第一。いまやってるよ。間奏にカミソリのように切り込んでくるコメント。
posted at 15:18:19
午前中、YCAMの展示を見る。身体知のセッションに。懇親会はパスして彦根に戻る。
山口ではウメエダシャクがあちこちの垣根沿いに飛んでいた。
posted at 22:08:47
YCAMの『コロガル公園』にゆるやかな坂に囲まれた窪地。風船がたくさん貯まっている。隅っこで座っていると、一人の男の子が風船をくれる。ありがとう、というとまたくれる。三つ目を受け取るときに(もう手がふさがってるので)二つの風船ではさんで受け取ったらぎゃーーと笑われた。
posted at 23:51:33
人工知能学会二日目。介護セッションからオノマトペセッションへ。池上高志さんと初めてしゃべった。ものすごい高速で。オノマトペに現れる言語進化について。午後、ポスター。夜、打ち上げへ。
人工知能学会初日。オノマトペセッション。
データに見とれている時間を減らしたらたぶん1/4くらいの時間でおこせるのだが。
posted at 01:48:27
しかし、データに見とれている時間がないと、持続できないのである。
posted at 01:48:53
翌日の人工知能学会が朝イチの発表なので、前日乗り込み。
先日のNHKで放映されたオウム真理教のドラマタイズとドキュメンタリに西阪仰さんが会話分析研究者として出演された。番組の紹介はごく短時間だったが、西阪さん自身がデータの一部と分析結果を公開している。以下からリンクをたどるとよい。 http://t.co/hVNnxwhb
posted at 14:14:29
なにもせずに音楽だけを聴く、という時間がほとんどなくなって久しいが、七尾旅人さんから送られてきた『リトルメロディ』をヘッドホンで聴き始めて、あわててモニタを伏せ、部屋を暗くした。そうしてようやく、たとえば、湘南の向こうにある海、そのとりかえしのつかなさに触れる。
posted at 15:31:03
七尾旅人『リトルメロディ』を聴いて、そうか、メロディは逃れていくことができる、と気づく。もうこれまで、というときでさえ、人は歌をつぶやき、口笛を吹く、あれはメロディを逃れさせているのだな。それは子供が逃れていくのに似ている。
posted at 15:39:32
いまわのきわに口笛を吹く方法。 http://t.co/uWygnJj6
posted at 20:39:59
はじめて入った定食屋で、おかみさんがこちらの胸元をじっと見てから「……どこ?」。何のことかと思って胸を見たら湯浅湾のTシャツだった。
posted at 20:46:01
山口はいいところだなあ。
posted at 20:46:53
のがれるのではなく、のがす。いきのびるのでなく、託す。そのような生の転がり方に触れた表現が、なぜかずっと記憶に残り続けている。大林宣彦、飴屋法水の二つの『転校生』、七尾旅人の『圏内の歌』、『この空の花』。
posted at 00:18:39
昨日の再稼働に関する記者会見、全録は後のURL。中長期エネルギー対策について「原発への依存度を可能な限り減らすことを行って参りました。」とあったが、何を「行ってきたか」について説明はなし。結論は「八月をめどに」と先送り。 http://t.co/SJj700zO
posted at 11:43:43
「保障」と「保証」とは同じ音だが、意味は違う。「保障」とはしばしば現状維持のことばとして使われる。それは、現状が破綻したときの「保証」のことではない。
posted at 12:58:39
この声は 文字にできない 裕也風 #ロック川柳
posted at 22:52:23
このコード 両手離して 客に問う #ロック川柳
posted at 22:55:01
この地名 言い換えるはず トーキョーに #ロック川柳
posted at 23:11:47
唸るまい おれのルーツが バレるから #ロック川柳
posted at 23:18:37
風采の上がらぬ客の胸にパス #ロック川柳
posted at 23:38:53
JR ギターケースに触れる仲 #ロック川柳
posted at 23:46:47
@bbclove1958 こんにちはー。レコ室つながり、あらためてよろしく御願いします。
posted at 00:28:28
@shino_okamura ぜひぜひ!
posted at 01:01:41
KBS京都より帰還。ちょうど細川周平さんの「レコ室からこんにちは」収録がすぐあとだったので、飛び入りでお邪魔する。こちらは来週月曜日に放送だそうです。
posted at 01:13:09
KBS京都「レコ室からこんにちは」、先日、わいなべ先生 @ynabe39 参助さん @sansuke_yamada と三橋美智也でひとしきりツイートした余勢もあって、一時間半、三橋美智也の曲かけておしゃべりしてきました(途中、三の付く人への脱線付き)。放送は7月3-5日。
posted at 01:19:44
@kurucoro くんちゃん、青柳さん入ってるなあ。とくに語尾。
posted at 01:23:32
@heavysnowfall ShuttlePROv2+ELANユーザーでキーアサイン交換するとおもしろいかもですね。ちなみにぼくは、導入してからCtrl+J, Ctrl+Uを多用するようになりました。
posted at 01:28:02
KBS京都のレコ室でシングル盤掘ってると『星屑の町』の裏面に「S37.4.16」っていうハンコが押してあったりして、わ、て思うわけですよ。 それからずっとこの放送局でかかってたんだよなー。
posted at 01:30:32
@heavysnowfall とりあえずどんなキーがあるのかを覚えてもらう段階では試行錯誤が必要かもしれないですね。ぼくも、未だにこれがベストと確信のもてぬまま、慣れつつあります。
posted at 10:18:39
東海林修氏の回顧談。戦後のクラブ、ディスコティック動向が伝わってくる。平岡精二について詳しく書かれているところも興味深い。 http://t.co/49DzfXsq
posted at 18:36:31
自分でも何話したかすっかり忘れてました。 RT @riinmt 音遊びの会のことがこんな所でも語られていたようだ。細馬さんの話は最後の方どんどん加速。梅田さんはやっぱりおかしい。http://t.co/PsCNptSA 今日の私は88Gかな。ぱっぱと原稿を終わらせなきゃ。笑
posted at 21:50:57
SNACという字面がなぜ既視感があるのか不思議だったんだけど、そうか。SPACと一字違いなんだ。転校と転倒。
posted at 01:16:18
『マームと誰かさん』は、リハのときもSNACの入口をずっと開けた状態だったと聞いた。そういうこと、すごく大事だと思う。
posted at 11:05:42
ただ風景を借りるだけなら、本番のときだけ開ければよかっただろう。しかし、演者の目や耳に常に外が入ってくる状態を作ること、ご近所の人たちが「何かやってるみたいね」と思いながら通り過ぎる機会がずっと降り積もること、それらがあの本番の化学反応をもたらしたのだろう。
posted at 11:08:42
@ton0415 わあ、空気が立ち上がってきそうな話ですね。
posted at 11:55:16
ゆえあって受講生270人の講義を毎週聴講しているが、私語の広がるきっかけはたいてい、マイクや映像、自動開閉ブラインドの不調といった、大講義室の装置に関するトラブルである。
posted at 12:11:58
はっ。寝てた。
posted at 12:41:51
いまは起きてます。
posted at 12:42:18
「はっ、寝てた」ということばは「いまは起きてます」を含んでいるな。(←寝ぼけている)
posted at 12:42:52
それにしても、ShttlePROv2がすばらしくてもはやキーボードショートカットに戻れない。いささか高いが、ELANを使い倒す人なら必須。
posted at 12:45:57
はっ、夢か。
posted at 14:15:08
避難ばしご「オリロー」という商品名は何度見ても味わい深い。
posted at 14:32:34
外はいい天気だな。と言おうとして気がついたが、「外はいい天気」という人は、内にいるのだろうか、外にいるのだろうか。
posted at 14:46:02
「ほら」という呼びかけは日常会話によくあらわれる。書き言葉で「ほらごらん」というと、それは相手の注意の方向を変えることを促している。一方、会話では「なんだっけ、ほら」といった想起を促す使用例がよく見られる。ただし「ほら」と言われた相手はしばしば「ん?」と視線を相手に向け直す。
posted at 14:52:17
会話中の指さしには、なぜか相手をさすものがあり、これが「ほら」と共起することがある。指さしはたんに対象をさすシニフィアンであるだけでなく、まず相手の注意を喚起し、その指すものと指されるものとの関係を喚起させるのだ、と考えると、相手をさす指さしの謎がちょっとわかる気がする。
posted at 14:56:12
KBS京都で収録。休憩室でバンヒロシさん選曲の「レコ室からこんにちは」を聞いてるんだけど、すごい流れ。内田裕也「マンジョキ・ロックンロール」からトッポ・ジージョ「どんぐりころころ」。
posted at 17:23:45
マームと飴屋さんの話のあとに、こんなタイミングで飛び出してきたこの曲。すばらしい。事件を歌にするランディ・ニューマンさえも、こうは書くまい。寺尾紗穂『はねたハネタ』 http://t.co/kHAmfeLn
posted at 20:42:30
@saikoropon おお、お読みになりましたか。名古屋のだるまみそかつはいまでもよく食べます。
posted at 22:45:24
@usuyama 先日はどうもでした。またお会いしましょう。
posted at 22:45:46
@magickobayashi ぼくは外から見たかったです。というか観たい場所がいくつもありましたね。
posted at 22:46:13
@hira_ryo どうもどうも。じつは直前のトーマス・デマンドはひらのさんのツイートを観て行ったのです。
posted at 22:46:41
@werewire そうか、これもまた一つの目撃譚。いい視点、ありがとうございます。
posted at 22:48:11
「長音と転倒(マームと誰かさん)」のことをリツイートしていただいた方のページに行くと、たいてい、そこに別の視点がある。
posted at 22:54:46
@kurucoro 青柳さんの衣装、しゅっとしてたなあ。これから青い服みたらナウシカじゃなくて青柳さんを思い出すと思います。
posted at 22:58:20
長々と『マームと誰かさん』のことを書いてるけど、じつはぼくの席からは、ビデオ映像はほとんど見えてなかったので、そのことは書いていない。ぐっと首を突き出したら、一瞬、くんちゃんの顔が写ってるのが見えた。その向こうの窓で、目撃者の一人が電話をかけていた。
posted at 23:02:37
限られたことしか見えていないからこそ、起こったことの連鎖を書き留めたくなる。
posted at 23:04:06
歩道橋から観るようにではなく目撃者が観るように、歩道橋から観るようにではなく歩道橋から観られるように、観た。
posted at 23:07:48
@gabin ほんとに行ったんすか?!
posted at 23:25:29
@gabin 机と椅子の奥にあった表向きの窓の下の壁。
posted at 23:29:12
@gabin ぼくもほぼ見てないです。端っこがちらちらしてるなと気づいただけで。
posted at 23:34:46
たぶんまだあるなー、それあったんすか問題。
posted at 23:39:01
イザベル・アジャーニーという名前を見ると、鶴光が「イザベル〜」と言ったあとに井上順が「じゃ〜に〜」と答えるさまが思い浮かぶ。
posted at 23:54:26
矢野顕子さんの『若いこだま』を正座して聞いていたので、先ほどのシューベルトのソナタについてのツイートなどを読むと、つい座り直してしまうのである。
posted at 11:29:54
じっさいには早い昼飯を珈琲で流し込みながら自堕落に読んでいるのだが。
posted at 11:30:20
「長音と転倒」 —『マームと誰かさん・ふたりめ 飴屋法水さん(演出家)とジプシー』(於SNAC 2012.6.3)のこと — http://t.co/QTXhPN5h
posted at 18:10:33
あるものを観たあとに表に出ると、まるで違って見える。あちこちのなんのへんてつもないものに手がかりが籠もっていたことがわかる。これをゼルダの伝説にならって「まことのめがね」と勝手に呼んでいる。6月3日のことはどれも、「まことのめがね」だった。
posted at 21:39:06
MOTの毛利悠子『サーカス』の中でぼんやり座って、磁石の針が揺れるのをみてたあたりから、もう始まっていた。
posted at 21:56:47
もう少しさかのぼると、MOTの3階のエスカレーターが目に入ったときに、「これ紙かも」と思ったあたりも、あやしい。
posted at 21:58:01
ちっとも水たまりにならない雨。雨が落ちた瞬間だけでできているアニメーション。
posted at 22:23:30
なあんだ、もうまるい。
posted at 23:17:55
午前午後と東京にいるのに原稿を書いている。夕方、MOTに。トーマス・デマンド展。毛利悠子『サーカス』。毛利さんと会って、近くの飲み屋に行こうということになり、これから劇を見るというのにビールを飲んでしまう。「だるま」いい店だ。そこから近くのSPACで『マームと飴屋さん』。
終演後、また『だるま』。終電まで飲んで宿へ。
めんどくさいものをどうしようかって思ってとりあえず手近な棚とか隙間に押し込めてなかったことにする。同じことを自分の親や子どもにしてしまうことがある。人間相手にそんなことをするかって思うけど、いざその立場に立ったら、やってしまう。生活保護、というのはそんな場所で発生する。
posted at 00:09:28
@mo_hrizm サーカスにゃう!
posted at 17:28:33
【過去放送】ラジオ 沼 No. 436: 「きなさい、ここへ」宇宙のファンタジー(和訳)など。 http://t.co/ZrNgt5N6
posted at 00:23:44
もはやあらゆることが『この空の花』に結びついてしまいそうだが、三橋美智也『星屑の町』にもまたそのようなところがある。「両手を回して」は汽車の車輪を真似ている。『指笛』は警笛。想像力ひとつ携えて、夢、花のかずかずを訪ねる。『その日の前に』のような歌。
posted at 00:53:46
@Killer_Tomatoes ああ、御大にはとてもかなわないです。
posted at 01:54:33
三橋美智也の声は高いけれど、浪曲出身の村田英雄や三波春夫のように力の入ったものでなく、ぽーんと、それこそとんびほどの高さで舞っているような軽さがある。音程の高さというより、高い音の軽さによって、俯瞰するような高さを感じさせる。そこから望むところを望むことのできる声。
posted at 01:59:22
輪島さんの三橋美智也論、楽しみだなあ。そういえば、いま、グループホームにいるお年寄りの何人かは、ちょうどうたごえ喫茶の年代でもある。
posted at 02:02:40
野ばら社の歌集を見ながら、戦後の歌を年代を追ってみていくのは楽しい。あの、欽ちゃんの番組で子どもにも知られるようになった近江俊郎が、戦後すぐなんだな、と思ったり。ディック・ミネの「夜霧のブルース」がS22と知ってあの歌の殺伐ぶりに思いが至ったり。
posted at 02:08:55
野ばら社の「日本のうた」第三集を見ていて、「野球けん」が1954年とあり、あれ、と思った。先日「祇園囃子」を見ていたら、野球けんの場面があり、この頃からあったんだ、と思ったところだった。あれは当時の流行歌だったんだな。 http://t.co/jKINYLR9
posted at 02:13:14
@ynabe39 クレヨンしんちゃんはエロ笑則の体現者かもしれないですね。
posted at 10:26:03
伊豆、ハワイアンで思い出したが、『東京物語』で、熱海で一泊した老夫婦が若者たちの喧噪がうるさくてつい起き上がる場面、そこで流れるのが灰田勝彦の『燦めく星座』だった。戦前のハワイアン歌謡の、戦後のあり方。
posted at 10:28:13
これはなんの本だったか、小津安二郎がプラットフォームでずっと「男純情の〜」と繰り返し鼻歌を歌っていた、という話を読んだ記憶がある。
posted at 10:29:05
戦前の『燦めく星座』と戦後の『燦めく星座』のあいだにはもちろん、真珠湾攻撃と敗戦がはさまっており、小津安二郎はシンガポールにいた。
posted at 10:34:30
@sansuke_yamada 山田洋次、松竹映画ということで、もしかしたら東京物語の確信犯的引用なのかもしれませんね。
posted at 15:56:03
あ、一つ思い出しました。昔、矢野顕子のラジオ番組に冨田勲がゲストで出たとき、『新日本紀行』のテーマがかかったあと、矢野顕子は何のMCもなしにスタジオのピアノで『達者でナ』を弾き始めたのです。あまりに見事なつなぎだったので妙に覚えています。@sansuke_yamada
posted at 15:58:51
@sansuke_yamada その参助さんの論考(そしてそのマインドを体現するマンガ)が読める雑誌、ての、欲しいなあ。宮崎さんが言ってた雑誌ができるといいなあ。
posted at 16:12:58
ガラスの仮面カルタ、なるものを夢想してみたのだが、読み札の半分以上が「ふたりの王女オーディション」である。
posted at 18:19:54
「イエーイ」(ふたりの王女オーディションより)
posted at 18:22:07
しかし『坂道のメロディ』の上昇感を聞くにつけても、菅野よう子のアレンジってつくづくすごいなあ。難しいコード使わないで息の長い半音の坂をキープして、すっと違う景色に抜けてくのね。
posted at 01:59:17
自転車で土手をあがるときにペダルを踏み込んで踏み込んで、川が見えたら踏み抜くときの感じ。
posted at 02:03:02
フッサールが「間主観性」を考えるにあたって大いに参照したリップスの「感情移入論」に関する石田三千雄氏の論考『テオドール・リップスの感情移入論を巡る問題』を読んでいるのだが、これがめっぽうおもしろい。他者の身振りをどう捉えるかについて、さまざまなアイディアが浮かぶ。
posted at 17:30:55
「感情移入」ということばはもはや日本語の日常語になっているけれど、これは明治にリップスとフォルケルトの考え方が輸入されたのがきっかけである。…というのは、権藤愛順氏の『明治期における感情移入美学の受容と展開』で知った。
posted at 17:34:19
そうだそうだとうなずくことしきり。小田嶋隆さんの『大飯ぐらいは働かさなきゃダメか?』 http://t.co/fEAcJlgT
posted at 17:41:40
@masayang2010 そうですか。でも、最近『間主観性の現象学』ちくま学芸文庫を読んだら、感情移入論にフッサールはかなりヒントを得ているなと思ったのです。石田三千雄の論考でも、なるほどカッシーラらに批判はされていますが、「表出」「模倣」の扱いはおもしろいと思いました。
posted at 18:21:05
なんかいまごろ問題発言かもしれないんだけど、最近どうも「間主観性」ということばがしっくりこなくなってるのです。それで、いまさらその由来をたずねているという次第。
posted at 19:47:48
今日はグループホームで歌伴をしてきた。長いこと通っているが、伴奏をしにいったのは始めて。いろいろ学ぶところ多し。三橋美智也が人気だということがわかった。声が高くて、女性に歌いやすいということもあるかもしれない。
posted at 19:50:20
三橋美智也は佳曲が多いのだが、では伴奏しなさいと言われると、じつはウロ覚えてであちこちつまずく。「とんびがくるりとわをかいた〜…あれ?」って感じ。なんというか、通常の四小節単位じゃないんだな、曲の構造が。それでふっとひっかかる。
posted at 19:51:52
三橋美智也といえば、「達者でナ」。先日、夜のピンチヒッターにリクエストしそびれたが、これ、ラテンなんですよね、伴奏が。しかしもどちらが主旋律ともわからぬ不思議なバランスのダブルボーカル。米山正夫の名アレンジ。
posted at 19:55:02
@ynabe39 あらためてギターでコードをつけようとすると、ずっと同じ和音で間が持たなかったりしますね。古賀政男の、コードはちょいちょい、メロディを半ば追うようなギター奏法が必要だなと改めて思いました。
posted at 20:17:17
@momoiroshikibu7 @ynabe39 雅楽まで遡るとどうなるかわかりませんが、小唄端唄や(三橋美智也の場合は)民謡の影響は大きいと思います。この辺のことは輪島裕介さんが『創られた『日本の心』神話』の中で論じておられます。
posted at 20:19:06
@sansuke_yamada あいや、アレンジは別人でしたか。達者でナ、ボーカルが二つになるところ、何度聞いても「どっちに感情移入したらいいんだ?」と頭がぐにゃぐにゃになります。
posted at 20:20:28
昔からなんとなく好きな「星屑の町」も、ときどき小節割りがわからなくなる。とても素直なメロディなのに。それにしても、「星屑わけて町をはなれて」ってすごい歌詞だなあ。
posted at 20:23:23
ええと、すみません。達者でナの作曲は中野忠晴でした。頭ボケてんなー。
posted at 20:26:56
@sansuke_yamada 「達者でナ」のほうが年代としては早いんじゃないでしょうか。新日本紀行は確か、70年前後に曲が変わってるので(うろおぼえ)そこも気になるところです。
posted at 20:29:54
いま『創られた「日本の心」神話」を読み直したら、輪島さんが「達者でナ」についてもきっちり指摘していた。二重唱の部分について「三橋美智也は、ビートルズより早くダビング録音を行っていたことになります。」
posted at 20:33:57
『星屑の町』の、「揺れながら」のところで「ゆんれなんがぁ〜らぁ〜」と息を抜く、あの軽さ! この世から浮くことで少し哀しいほうへいく。
posted at 20:37:14
いちおう「民謡調」と答えは出してみたものの、実際に伴奏しようとしてつまずくということは、ぼくがその「民謡調」を体得していないということで、相変わらず三橋美智也は謎で、それを懐かしそうに歌うおばあさんたちも謎なのだ。
posted at 20:41:36
「涙の中を」(星屑の町)のところで、4小節とるんじゃないかな?と、つい思ってしまう。が、そこは2小節でひょいと切り上げて、「たったひーとーりーでー」と来る。なるほどそうしたほうが、「たった」と低く歌い込めるところで調子が改まる。
posted at 20:47:53
「涙の中を」と同じメロディで「赤い」と歌われる。あ、また2小節で切り上げたあとに低くくるかな?と思わせられる。が、「ともしび」がしみじみと歌われて終わる。そして、二番が歌われたあと、もう一度、一番の「涙の中をたったひとりで」が歌われて終わるのだ。(星屑の町のはなし)
posted at 20:53:58
いま、「達者でナ」の伴奏を試みているのだが、どうしても「タブー」になってしまう。
posted at 20:58:37
「ちょっとだけよ」
posted at 20:58:52
モスラにも似てるなあ。
posted at 21:06:03
お年寄りとデュエットするべく一週間に70曲懐メロを覚えた、という人の話を聞いたことがある。とてもそのような情熱と記憶力はないので、今日は「星屑の町」だけにしとこう。
posted at 21:11:47
@ynabe39 ボンゴのリズムに、馬がかっぽかっぽ歩く音がうっすら乗ってるのかもしれませんね。あるいはボンゴという楽器の異郷性も、町から望郷する感傷にうまく合ってるのかもしれません。ボンゴはスチールギターと並んで、歌謡史で不思議な使い方をされてるなと思います。
posted at 21:20:40
@ynabe39 ひとつには、戦後にいきなりラテンパーカッションやスチールギターの音色が鳴り響いたときに、すごく生々しくエロチックな感じがしたんだろうなとは思います。マヒナの「お座敷小唄」、こりゃもはや畳ではない生々しさで。 http://t.co/I2XZPVCr
posted at 21:48:49
本棚になぜかある和田弘「マヒナ主義」を引っ張り出してみると、昭和22年に灰田勝彦を目撃した16歳の和田弘が、そのスチール・ギターの「当時としてはとてつもなくエロチックな響き」にやられたことが書いてあります。
posted at 21:51:01
こどものとき、「あのぴゅいんぴゅいん言う楽器はなんだろう?」とマヒナスターズの曲をききながらよく思ったものだった。
posted at 21:59:05
しかし、ただなまなましくいやらしいだけなら、スチールギターが、たとえば大橋節夫の「倖せはここに」に使われることはなかったにちがいない。常夏の国の音が、「秋の夜はふけて すだく虫の声」を静かにいろどる歌。
posted at 22:05:55
ハワイアンギターが「北上夜曲」に使われていたり。
posted at 22:07:15
常磐ハワイアンセンター。
posted at 22:07:34
昨日書いたYUKI/菅野よう子の『坂道のメロディ』のほうがコードもメロディもアレンジもよほど『星屑の町』より凝っている。にもかかわらず、『星屑の町』のほうが覚えるのに時間がかかる。簡単にかみ砕けない時間感覚がある。それは、三橋美智也の歌い方を追ってみないと納得できない。
posted at 22:32:11
@ynabe39 マヒナのファルセットは子どものときすごく怖かったです。いまきくと、あれが、女声とエロい部分を分け合っているなと思うのですが。
posted at 22:33:34
@momoiroshikibu7 @ynabe39 東京キューバンボーイズは戦後ですが、名演奏が多いですね。
posted at 22:34:14
「星屑の町」の「夢にはぐれーずー〜〜」のところは、コード弾きすると、Cがずっと続いて間が持たない感じになる。しかし、三橋美智也は、「はぐれーずー」の長音を途中からビブラートをかけながら、ひゅーっと抜いていく。「はぐれず」と言われているのに遠ざかるドラマが生じている。
posted at 22:37:41
@ynabe39 ビーチボーイズは子どもでも明らかにFun Fun Funというのが伝わってくるのが不思議ですね。マヒナはマイナーな調子で男女の交情を語るので、子どもには得体のしれなさのほうが際立つのかもしれません。「泣きぼくろ」などのファルセットの異様なこと。
posted at 22:58:30
@sansuke_yamada あや、モアナ・グリー・クラブにそんな歌がありましたか。「おーたまじゃくしーはかえるのこ」あたりは、まだいかにも諧謔に満ちてますが、あれがしっとりとした秋冬の情感に落ち着くのだとしたら、そこいらがルーツなのかもしれませんね。
posted at 23:01:06
@sansuke_yamada いま、モアナのライナーをつらつら眺めていたら、戦後のニューモアナに浜口庫之助がいますね。ちっとも気づいていなかった。
posted at 23:07:26
再び「マヒナ主義」によれば、和田弘は大学にはいってから、それまで我流だったスチール・ギターをさらに磨くべく、三ヶ月ほど浜口庫之助のもとでならっている。浜口庫之助は和田弘の兄の同級生だった。
posted at 23:17:11
この「マヒナ主義」は、コミックとエロ本がもっぱら置いてある彦根の中古屋にぽつんと置いてあったのだが、この地でどのような人がこの本に興味を持ち手放したのか、興味のわくところだ。
posted at 23:21:01
@makinotakuma @sansuke_yamada ああ、そうでした、ハトヤ。伊東はやっぱり南国なんですね。ぴゅ〜ん。
posted at 23:28:16
@ynabe39 いま、ハトヤのスチールギターのことを思い出しましたが、こどものときにハトヤの歌をうたうときは必ず、イトウにゆくなら、は、と、や「ぴゅ〜ん」って言ってました。これ、スチールですね。
posted at 23:29:52
@yskwjm わあ、ご本人から!それはぜひ拝見しなければ。ありがとうございます。
posted at 23:32:16
@yukkiex もしお近くで『坂道のアポロン』をやっていたら、主題歌で聞けますよ。
posted at 23:33:12
『坂道のアポロン』は、じつは音のしない原作を読んでいるのが好き。
posted at 23:34:23
@sansuke_yamada @makinotakuma はればれとした着地点ですな〜。
posted at 23:37:45