10:39 Kassel発ICE72。ベルンまでは乗り換えなし。
隣の席が3歳くらいの子供とおばあさんで、おばあさんはトイレに立ったり物を買いに行ったりのたびに、子供を放ったらかし。子供は子供で泣いたり戸口のそばまで行ったりと、適度にこちらをハラハラさせつつ旅の句読点を提供する。
ポーランドでも同じような光景を何度か見かけた。子連れの人は乗り物で割と周囲をあてにすることが多く、また周囲も適度にそれをフォローする。乳母車はそのまま列車に押して入るし、それが戸口につっかかったり段差に合ったら周囲の人が手伝う。子供が一人でむずかっていたらそばの人間が相手をする。たとえそこが「静かに」マークのある車両であってもだ。
ベルンは雨。駅は工事中で、3年前の記憶のとっかかりがなかなかつかめなかったが、トラムの通りに出ると、ホテルへの行き方が急に思い出される。あ、角のハンバーガーショップがまだあるよ。というわけで、エレベーターに趣きのあるホテル・ナショナルへ。ダブルS/Wなし100CHF(8300円)。これでもベルンのホテルとしては低料金。
先に着いていた前川さんに会いにホテルまで行き、その足でLonely Planet推薦の料理店へ。ベルンでまっとうな料理屋に入るのは初めて。ウェイトレスが陽気な人で好感が持てる。しかし、この巨大ハムチーズカツは・・・そして、このオリジナル・ラビオリはもしかして作りおきのがぴがぴなのでは・・・。いや、スイスでぜいたくは言うまい。
そのあと前川さんとあれこれパノラマ、ステレオ談義。