20020908
Documenta11。今日はメイン会場と駅の会場を攻める。フィオナ・タンのスチル映画とでも言うべき縦長ポートレート映画の数々。Andreas Siekmannの交差するコミック（ジーパン君とでも名付けるか？）。ジョアン・ジョナスの黒板スフィンクス。Bodys Isek Kingelezのアクリルのパチモンくささが存分に輝く街。アトラス・グループの、奇妙なドキュメント集め、レバノンの歴史家の競馬記録、爆弾テロに使われた車種の説明書きなど。
しかし、じきにテンション切れになり、いささか見る目が雑になる。こんなに混んでる会場で、たった二日のあいだに見るというのがどだい無理だ。１時間以上ある映像もいくつかあって、パレスチナ映画や中国映画で気になるものがいくつかあったが断念。
夜、 青山さん田尻さんと落ち合いホテル近くの上海料理屋へ。料理の量もほどよく、おいしい。飲んで食って一人20Euroほど。値段もドイツとしては安い。中華は偉大である。