十二階計画掲示板028 (2003.08-2004.04)
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訃報
投稿者:
石井貴志
投稿日: 4月 8日(木)19時42分35秒
英国のコナン・ドイル研究家Richard Lancelyn Greenが急逝されました。Greenは高名な児童文学者の息子であり、浅草十二階の設計者バルトン一家と、ホームズ産みの親コナン・ドイルの知られざる交友を「発見」した書誌学者でした。ご冥福を祈ります。しかしまあ、彼は代々の財産を傾けて、ドイル関係の資料や図書を買い集めたコレクターで、蔵書や資料の行方も気になります。
講談
投稿者:
温池
投稿日: 3月21日(日)14時13分34秒
はじめまして。
昨夜放送のNHKラジオ深夜便(宇田川清江氏担当)午前1時台の「都家歌六芸能博物館」にて、三代目神田伯山「大震災記」(?)の録音が流されました。
この中で浅草十二階が倒壊した様子や、芸人が逃げ回る場面が描写されていました。
この録音については書かれていませんが、都家歌六氏のHPもあります。
http://www.h3.dion.ne.jp/~utaroku/index.htm
明治・大正・昭和の色彩展
投稿者:
石井貴志
投稿日: 2月13日(金)19時11分40秒
皆様ごぶさたをしております。さて上記の展覧会が開催中です。入場無料。会場は大日本インキ化学�のDIC Color Club(東京・日本橋、丸善の斜め向かいあたり)です。会期は2月29日(日)まで。なお図録を買ってみましたら、十二階にことにも言及があり、設計者は「パルトン」、浅草人造富士の跡地に出来たことになっていましたので、主催者に訂正を求めてあります。それはともかく、色彩という観点から、近代史を捉えた、面白くかつ可愛らしい展覧会です。
ゆるゆるコメント
投稿者:
細馬
投稿日: 2月12日(木)15時09分39秒
ほんとに最近あまり書いてなくてすいません。
石井さん<
ぼくのところにも別刷届きました(もう先月の話ですが)。
もともと新聞を読んだ稲場さんから話を伺い、科学博物館に電話してみたのが
きっかけだったのですが、世の中ひょんなことからひょんなことになるものです。
新美さん<
土木デジタルアーカイブ見ました。こういう視点があったとは。
ぼくの身近なところでは、彦根城の大手橋の写真もあって、これは
ありがたかったです。ちょうど昨年、この大手橋の古絵葉書と現在の
様子を比較する実習をやったのですが、この写真は時代が別で、さらに
比較の対象が広がりました。
土木デジタルアーカイブス
投稿者:
新美義人
投稿日: 2月 8日(日)15時43分3秒
石井さん、御無沙汰しております。
戦前の写真のアーカイブで素晴らしいサイトがあったので、御紹介します。
土木学会附属土木図書館 土木デジタルアーカイブス
http://www.jsce.or.jp/library/page/report.html
戦前土木絵葉書ライブラリー、この橋梁の項、まだ途中までしか見てませんが、昔の橋が、今よりもずっとデザインとして優れていたというのが分かります。それと震災復興市街地(東京)工事関係写真、これも凄いっ!写真が鮮明で帝都の様子がまざまざと分かります。人が少ないので、町がただっ広いです。こういう所に古い写真が残ってたんですねー・・
磐梯山噴火写真
投稿者:
石井貴志
投稿日: 1月10日(土)19時07分8秒
『磐梯山噴火の幻灯写真』と題する論文が、国立科学博物館の紀要(2003年12月22日付け)に掲載されています。大迫正弘さんから抜き刷りを頂きました。筆者は、科博の大迫正弘氏、磐梯山噴火記念館の佐藤氏、細馬氏の3人です。
あけましておめでとうございます
投稿者:
細馬
投稿日: 1月 1日(木)14時19分47秒
今年はいくつか絵葉書に関する文章を書くことになりそうです。
あいかわらず筆無精で、この掲示板に限らず多方面に失礼しておりますが、
今年もよろしくお願いします。
名所江戸百景と古写真
投稿者:
新美義人
投稿日:11月29日(土)19時12分36秒
広重の浮世絵、そして古写真に興味をお持ちの方に、必見!のサイトを御紹介させて下さい。
「森川和夫のホームページ」
名所江戸百景で取り上げられた広重の名所画と古写真を対比・考察されたもので、素晴らしいの一言です。私もいつかはやりたいと思っていた企画なのですが、これでもうその必要がなくなりました。(笑)
http://homepage3.nifty.com/morikawa_works/index.html
浅草国技館
投稿者:
庶民
投稿日:11月13日(木)20時55分27秒
先日、古書展で「建設世界」という明治時代に発行された雑誌の写真と設計図のダイジェスト版を入手しました。文章の部分や巻数、号数などがないものが多く見受けられますが、2冊で相当のページにわたっており、とても興味あるものがありました。残念なのはインデックスがないことです。今、一所懸命それを作っています。
ところで、見ていく内、浅草国技館の写真が数枚ありました。でも、残念なことに十二階が写っていません。この雑誌には、絶対にあると思っていたのですが、本当に残念。もしかして他のページにあるのかもしれません。この雑誌があるのは国会図書館と大学図書館の一部です。大学図書館は、殆ど一般に公開していません。私は自分の出身の大学は閲覧の登録しましたが、ほかの大学は紹介が必要です。大学は国から多くの補助金を受けているのに、図書館に関しては非常に閉鎖的です。
ということで、今回は十二階を発見することができませんでした。
カレル・ゼマン特集
投稿者:
細馬
投稿日:11月 9日(日)21時13分27秒
日記にも書きましたが、あの絵葉書映画「彗星に乗って」がただいま
京都で上映中。明後日までなので近隣の方は是非。
あれこれ
投稿者:
細馬
投稿日:10月24日(金)13時04分21秒
しばらく沈黙気味ですみません。
じゃいさん<
お元気ですか。次のInterCommunicationに、
「チューリング・テストと対話アルゴリズム」という文章が
載る予定です。自動応答プログラムはいい加減に次のステージに
いこうぜ、という内容。
石井さん<
水道公論じつはまだ未見です、すいません。あ、ぼくも下水文化の原稿を
はやく書かねば。
新美さん<
リンク情報ありがとうございます。このサイトのリンクにも加えさせて
いただきます。それにしても、さすが石黒さんのHPは内容豊富ですね。
佐々木さん<
さつき情報ありがとうございます。彼については2年前に話題になった
ことがありまして、下記ログに残っておりました。
http://www.12kai.com/12kai/12bbs002.html
十二階はほかにも何かに歌われているはずで、今後も歌情報求む!です。
明治期の東京の地図集は、確かいくつか1000-2000円くらいの価格で出ていた
ように思います。この種の本は、神田古書センター1Fや八重洲ブックセンター
の地図コーナーに置いてあったような記憶あり。
もちろん、古書店で古い地図の置いてあるところを見てまわるのも手です。
安くあげるなら、都立図書館の東京資料室や各区の図書館の郷土資料室がよいです。
とほりすがりさん<
あらら、画像パス気づいていませんでした。ご指摘感謝。
ポリオラマは、紙製のPDFを作ろうかと思いましたが、A4におさまり
きらないので断念。紙ならばわりと簡単に作れると思います。
画像が…
投稿者:
とほりすがり
投稿日:10月23日(木)18時17分8秒
既にお気付きかとは思いますが
10/13、10/15の日記の画像のパスがローカルのままになっているようです。見えません。
ポリオラマは面白そうなので自分も自作してみたいと思いました。
添田さつき
投稿者:
佐々木
投稿日:10月18日(土)22時57分43秒
細馬さん、新美さんご無沙汰しております。
既にご存じかもしれませんが添田さつきが大正八年に作った『東京節』
の2番の歌詞に十二階が出てきます。この歌はその後エノケンなどが
唄っており聞き覚えがあると思いますがオリジナルには十二階と
しっかり唄われております。
http://www.mahoroba.ne.jp/~gonbe007/hog/shouka/tokyobushi.html
ところで大正及び、昭和初期の東京広域地図の様な物を入手するには
どうすればよいのでしょうか?
そもそも復刻版でもそのような物は出ているのでしょうか?
お解りであれば教えて頂ければ幸いです。自分が調べた感じでは
人文社なる出版社がそれっぽいかなぁと思いますが・・・
すでに御存知かもしれませんが・・
投稿者:
新美義人
投稿日:10月15日(水)23時11分10秒
細馬様 皆様
すでに御存知かもしれませんが、石黒コレクション保存会会長、
石黒敬章が館長を務める古写真サイト、
「いにしえおもしろ写真館」というHPを御紹介します。
http://www.ippindo.net/koshashin/
http://www.ippindo.net/koshashin/
『水道公論』10月号
投稿者:
石井貴志
投稿日:10月 3日(金)21時15分8秒
…に拙稿「ついに発見! 幻の写真集 バルトン氏撮影の『日本の力士と相撲』」が掲載されています。低下1400円、出版元は日本水道新聞社(03-3264-6721)。お世話になった皆さんには寄贈したいのですが、まだ1部しか手元に届いていません。少しお待ちくださいませ。
ふっき、ありがたや
投稿者:
じゃい
投稿日: 9月30日(火)01時08分33秒
すっかり、アクセスできずに事後報告と相成りましたが、
http://www.smt.jp/geinou/
なるワークショップにて、プレゼン、
EVさんのサイトを一部紹介しました。
本当はドクターバロウズへいきたかったのですが、
なにやら、トラブル。
12階には関係ありませんが、和算やら、なにやら、ごったにな、今日この頃。
それではまた。
いにしえおもしろ写真館
投稿者:
ヒューマンエコロジー開発センター/A>
投稿日: 9月29日(月)13時50分54秒
上野・浅草いにしえおもしろ写真館は、浅草・上野とその周辺、現在の台東区に含まれる地域の古写真を集めたCD−ROMです。浅草12階? (凌雲閣)の写真もあります。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~hedc/
とりあえず自宅復帰。
投稿者:
細馬
投稿日: 9月27日(土)16時37分30秒
東京に一泊してからさきほどようやく自宅に戻ってきました。
しかし12kai.comのほうは未だアップロードできない状態で、
全面復旧にはまだ時間がかかりそうです。いやはや。磐梯山の
件はメールにて。
大英図書館は初めて行きましたが、パラダイスでした。
今回は時間切れで十二階関係まで手が回りませんでしたが、
いつかじっくり文献を読む旅にでかけたいものです。
復帰おめでとうございます
投稿者:
石井貴志
投稿日: 9月26日(金)21時18分27秒
細馬さんが旅立った直後から、全然このサイトにアクセスできなくなり、途方にくれていました。プロバイダーから奇妙なメールはくるし。
ちなみに、磐梯山噴火写真の件、バルトン撮影と確認できるものが6点あったのですが、どう報告したらいいですか? 大迫さんには、証拠となる雑誌記事のコピーを送ってあります。
あ、しかし
投稿者:
ほそま
投稿日: 9月26日(金)09時47分21秒
よく見たらWWW復帰内容は7月時点のものでした。
明日あたりにはアップしなおします。
帰国しました
投稿者:
細馬
投稿日: 9月26日(金)09時44分55秒
現在、関空からです。十二階計画も復帰したようでまずはめでたし。
いやはや
投稿者:
細馬@まだパリ
投稿日: 9月25日(木)00時31分21秒
電車を乗り違えるという基本的なミスを犯してしまい、
飛行機を乗り二がしてしまいました。やれやれ。
というわけでまだパリにいるのですが、
剛田さんのその記事、どうも都新聞にのった塚本靖の
談話を「新知識」と呼んでいるのかもしれません。
「浅草雑信」夏野みどり
投稿者:
剛田
投稿日: 9月25日(木)00時19分51秒
(前略)ところが這般(このあいだ)の吾妻座の火事で、危く十二階も焼けてしまはうとしたのを眺めた新知識が、名案をひねりだしたものだ。曰く『吾妻座の焼け跡の空地に、大きな溝を掘ってその中に十二階に火をつけて横に倒し、それを活動写真に撮って、外国に輸出すると云ふ趣向はどうだい。たしかに儲かるだらう。』と云ふのだ。而もまことしやかに甲から乙へ、地廻りの口の端に噂されてゐるから洒落てゐる。(『人情倶楽部』大正9年7月号より) 復旧を俟つ。
Test
投稿者:
test
投稿日: 9月25日(木)00時04分18秒
とりあえず送りました。
とりあえず元気でやっております
投稿者:
細馬@ロンドン
投稿日: 9月17日(水)04時05分41秒
ぼくのほうはいいのですが、「浅草十二階計画」のほうがどうも
復旧しません。何度virtualnet.aveにメールしてもはじかれて
しまうのです。ネットカフェからだからなのか・・・。
しかし、2月までアカウントがあるのに閉じるなんてひどすぎ。
今日もまた抗議のめーるを出してみますが、はじかれたら何の意味もないし・・・
(ぐちですいません)
写楽のHP
投稿者:
新美義人
投稿日: 9月15日(月)06時27分12秒
12階とは、なんの関係もないので、ちょっと申し訳ないのですが、この所かかりきりだった写楽のHPが完成しました!
下のアドレスです。
一度おひまな時にでも、御覧いただけたら嬉しいです。
http://poirot2.hp.infoseek.co.jp/
現在アルル
投稿者:
細馬
投稿日: 8月30日(土)16時35分9秒
です。www.12kai.comが一時的にふさがってますが、
現在復旧を申請中ですので、まもなくなんとかなると思います。
さっそく御礼
投稿者:
細馬
投稿日: 8月27日(水)05時20分30秒
石井さん<
さすが、次々と確定していただきありがたい限り。
来月、あらためてご連絡しますね。
・・・というわけで、しばしさらば。
磐梯山の件
投稿者:
石井貴志
投稿日: 8月26日(火)18時20分22秒
途中経過ですが、磐梯山噴火記念館の佐藤副館長さんから連絡があり、こちらから送ったバルトン撮影と特定できている4枚の写真全部が、今回発見された幻灯板に含まれているそうです。私が送ったものは、火山の大噴火を扱った雑誌記事のコピーで、クレジットに撮影者としてW.K.Burtonと記されております。また磐梯山以外では、『あやめさん』に掲載された謎の写真が、浅間山の火口であったことも分かります。バルトンは、ジョン・ミルンが創設した方の日本地震学会にも関与していたと思われますので、今回の発見を機に新たな解明のスポットが当たればと考えています。とりあえず、以上です。
磐梯山の件(追記)
投稿者:
細馬
投稿日: 8月26日(火)16時25分8秒
科博の大迫さんのご好意で資料の写しをいくつか拝見することができました。
幻燈写真は27枚あり、うち3枚が重複しているので計24種が発見されています。
うち、11枚には「バル」とカタカナが記されており、6枚には「田」の字が
記されているとのこと。当時、田中という名字の写真家(田中智学とは別人)
が撮影したという新聞記事がありますが、もしかすると、その人かもしれません。
じっさいにどれがバルトン撮影かは絵合わせをしてみないと確定はできませんが、
状況証拠としてはバルトン撮影のものが含まれているといっていいように思います。
いずれ石井さんのほうからご報告があるかと思います。
ばたばたばたばた
投稿者:
細馬
投稿日: 8月26日(火)11時35分26秒
さて、しばらく留守にします。メール、WWWともしばらく
アクセスできなくなりますがご了承下さい。うまくネットカフェ
などを見つけたら何か書き込むかも。9/25ごろに
帰ってくる予定です。
(無題)
投稿者:
寂しい女
投稿日: 8月24日(日)15時57分31秒
悲しい悲しい辛い辛い… 浅草の祭り好きの5人の子持ち女に亭主を盗られてしまったぁ〜 女は家を売り、死んだ亭主の保険金も 私の主人に貢ぎ、貢ぎ続けないと逃げられるとばかりに 貢ぎ金を使った… 仕事上の金を都合したり、ブランド品を買え与えたりした。私がそれを知ったのは先週の日曜日! この1週間 ろくにご飯も食べられず、眠る事も出来ない… 女はすでに金も無く今は水商売をしている。水道光熱費も3ヶ月溜めているらしい。今月の家賃も払う当てがないらしい。主人はそんな女の家に2年も転がり込んでいる。仕事で家に帰れないと言う言葉を信じていた。週末は私の元へ帰って来る。主人は現在無職… 誰か助けて〜 私は頭がおかしくなりそう…馬鹿なのは もちろん私だけど… 浅草の皆さん、どう思われますか?
バルトンの磐梯山写真
投稿者:
細馬
投稿日: 8月22日(金)21時23分17秒
石井さん<
今回見つかったのは、幻燈の種板ですので、もとの写真とは
別に保管されていたのかもしれません。しかし、種板なら
映像の精度はよいはずで、さらにオリジナルの着色がほどこされて
いる可能性がありますから、なかなかおもしろい発見だと思います。
磐梯山の件
投稿者:
石井貴志
投稿日: 8月22日(金)18時05分24秒
バルトンは磐梯山噴火の時、上下水道の件で塩釜にいたため、帝大総長の電報で急遽撮影に赴いたのです。日付は後でチェックしますが、「直後」です。実は稲場先生ルートで、磐梯山噴火記念館の佐藤副館長に、バルトン撮影と特定されている写真数枚が掲載されている雑誌記事のコピーを送り、確認してもらっているところです。バルトンは撮影した写真を帝大に納めたはずですが、なぜ国立科学博物館にあったのでしょうね。
国立科学博物館で発見の幻灯写真
投稿者:
細馬
投稿日: 8月21日(木)19時45分39秒
先日、明治期の磐梯山噴火幻灯写真が見つかった話がニュースで流れました。
(リンクの河北新報記事参照)
この写真、どうやらバルトン撮影のもののようです。
科博の大迫正弘さんに問い合わせたところ、写真は当時帝国大学教授だった
関谷・菊池両氏のノートから見つかっており、一部の写真にはカタカナで
「バル」の文字があるとのこと。
そのうち詳しく書きますが、関谷氏は当時
「大学通俗講談会」という幻灯大会を行なっており、その写真として
バルトン撮影のものを使ったという新聞記事が残っております。
このことから考えて、今回発見された幻灯写真のうち何枚かは
バルトン撮影のものであると見てよいように思います。
・・・とここまではいいのですが、じつはまだバルトンがいつ
磐梯山で撮影したのかというところまではおさえていません。
石井さん、バルトンがいつごろ磐梯山で撮影を行なったか
御存じですか?
http://www.kahoku.co.jp/news/2003/08/20030820t63024.htm
おっと
投稿者:
細馬
投稿日: 8月20日(水)01時49分4秒
相撲の件、すいませんが9月末ということでどうでしょう。
来週からしばらく海外逃亡です。絵葉書を漁ってきます。
喜多川氏の幻の著作
投稿者:
細馬
投稿日: 8月20日(水)01時48分0秒
明治44年生まれの喜多川氏の年齢が62才となっていますから、
1973年の記事ではないかと思われます。となると、亡くなられる
10年ほど前の記事で、おそらくその間に何度も推敲されたんではない
でしょうか。浅草細見や浅草双紙に寄せられた文章は、より
詳細な書物の一端だったのかもしれません。江戸東京博に
草稿があるかもしれませんね。
題名を
投稿者:
石井貴志
投稿日: 8月19日(火)22時10分13秒
書き忘れました。喜多川さんの本の仮題は『十二階の夢ーー凌雲閣』です。亡くなるまで時間があったとすると、途中まで書き溜めた原稿が存在するのではないかと思うのですが。江戸東京博物館にないものでしょうかね。
書き込みついでですが、例の相撲の件、どうしますか? 旅行からお帰りになってからにしますか?
あれこれ
投稿者:
細馬
投稿日: 8月19日(火)12時00分57秒
庶民さん<
日露戦争の使用済み絵葉書は見ているとちょっと胸が苦しいです。
この時代の国民という感覚にぼくがなじめないということと、しかし、時代の
制約の中でそうした感覚は広くありえたのだということと
の折り合いがなかなかつきにくい。
漱石が子規に出した葉書に関しては、「自転車に乗る漱石」朝日選書 の中で、
イギリスの絵葉書史をひもときながらおもしろい考察がなされていました。
石井さん<
ぼくもその記事を読んでどきっとしました。実は喜多川さんが本の執筆を
始めておられたことを知らなかったのです。
喜多川さんが書いていたら、ぼくの出る幕じゃなかった。
喜多川さんが志半ばで亡くなられたことを考えると、これから先、
十二階の話を少しでも書き継いでいかなければと思います。
幻の十二階本
投稿者:
石井貴志
投稿日: 8月18日(月)22時59分3秒
稲場先生ご夫妻に頂いたコピーによると、十二階研究家の喜多川周之氏は、十二階の歴史に関する著作を書かれていたようですね。日付・媒体名は不明なのですが、「十二階古きよき浅草のシンボル/歴史をものす郷土史家/研究40年の成果駆使/“再建も”の意気、喜多川さん」という見出しで、大きな記事が出ています。これは、いよいよ原稿を書き出したという趣旨の記事で、「私は十二階がかわいそうでたまらない。なんとか、まっとうな十二階の歴史を残しておこうと思いまして」と喜多川翁のコメントも。本当に、喜多川氏の十二階本を読んでみたかったですね。天は意地悪なことをするものです。
絵葉書
投稿者:
庶民
投稿日: 8月18日(月)11時50分26秒
絵葉書には色々と興味を持ています。その中でも、日露戦争での軍事郵便には多くの種類の葉書がありますので、十数枚所持しています。昔の人は、情報を得るための通信手段として手紙、葉書をよく書いています。今回購入したCDの中にも実際に使われたものも幾枚か見受けられます。今のEメールと同じように手軽に利用していたことが、「漱石・子規往復書簡集」(岩波文庫)、「断腸亭日乗」(岩波文庫)、「完全現代語訳 樋口一葉日記」(アドレエー)などを見るとよくわかります。
盆明け
投稿者:
細馬
投稿日: 8月18日(月)11時31分12秒
庶民さん<
いやあ、あのCD-ROMはほんとうに勉強になってます。
ハードディスクに入れて、調べものをするときは立ち上げて手元の
絵葉書と対照させているのですが、なかなか奥が深い。
絵葉書の情報量を印刷媒体で実現しようとすると、版が大きくなり
印刷のクォリティもかなりあげる必要があります。このため、
本形式の写真集はどうしても高くなります。色刷りにすると
なおのこと。この点でCD-ROMやネットの形式は、絵葉書を
扱うときにはかなり威力を発揮するように思います。
石黒さんの写真集に影響を受けて、このところ「絵葉書趣味」の
方の更新を頻繁に行なっております。ご興味のあるかたはどうぞ。
http://www.12kai.com/pc/
Re:いにしえおもしろ写真館
投稿者:
庶民
投稿日: 8月14日(木)11時23分37秒
細馬さま、CDを受領して取り敢えず見てみました。素晴らしい絵葉書ですね。実物は手に入らなくても、CDでこれだけのものを見られるなんて、本当にすごい。江戸東京博物館へは今年だけでも3回行っていますが、そこで見る昔の姿を思い出してしまいます。このようなCDという媒体で昔のものが沢山できるといいですね。
今日はほんとに
投稿者:
細馬
投稿日: 8月14日(木)09時20分10秒
どうかしてるくらい涼しいです。
こんなにしのぎやすい日本の夏から猛暑のヨーロッパに行くのは
アホなのですが、月末からしばらくいなくなることになりそうです。
ありがとうございます。
投稿者:
新美義人
投稿日: 8月13日(水)20時55分49秒
細馬さん、リンクしていただきありがとうございます。
今年の夏は本当に涼しいですね。名古屋でも過ごしやすいくらいですから。
動作環境
投稿者:
細馬
投稿日: 8月11日(月)18時29分30秒
下のCD-ROM、動作環境はMac9.2- WIndows98-XPです。
Internet Explorer他、各種WWWブラウザで見るようになっています。
いにしえおもしろ写真館
投稿者:
細馬
投稿日: 8月11日(月)18時26分21秒
石黒敬章さんから新しいCD-ROM、「いにしえおもしろ写真館」が届きました。
浅草・上野の写真・絵葉書が満載で、とくに十二階の図像が充実しています。
正面から捉えた写真だけでなんと34枚。六区や花屋敷、浅草寺の向こうに
写り込んだものも含めるとさらに20枚近い図像があります。説明も充実しており、
十二階ファン必携の一枚。総数380点以上の写真が入って3000円。
いま、十二階の写ってる手彩色絵葉書って一枚で1000円くらいしますから、はっきり
激安といえます。わたくしのほうに石黒さんの方から割り引き
していただけるとのご連絡をいただいたので、ご希望の方は
わたしのほうまでメールして下さい。8/25まででしたら
石黒さんにご連絡します。
なお、日本カメラ博物館「江戸から東京へ」という古写真展8/19-9/7
でも販売しているそうですのでお近くの方はどうぞ。
あれこれ
投稿者:
細馬
投稿日: 8月11日(月)18時15分23秒
またまた彦根は暑くなってきました。
今月来月と、留守がち(もしくは仕事モード)でメールが途絶えることが
多くなりますが、書き込みはお気楽に。
羽尻さん<
十二階もの、もしお目にとまるものがあったらよろしくお願いします。
うーむ、
投稿者:
羽尻
投稿日: 8月10日(日)13時21分57秒
日記拝読いたしました。
私はコスプレというより、脳内エミュレータが激しく活動するようでして。
しかし、そんなに周囲の人は脅えていたのでしょうか?っていうか、EVさま
のホーメイのほうがよほど砂の惑星のヴォイスな気がするのですが。
ともあれ、お忙しい中お付き合いいただき、とっても楽しかったです。
10月からまた関東で活動しそうな気配です。なので、御礼に12階
関係の資料探索、承ります。
とりいそぎ。
でで
わわ
台風一過
投稿者:
細馬
投稿日: 8月 9日(土)11時23分5秒
台風は2時間ほど前に彦根市上空を通過し、だいぶ風は落ち着いてきました。
というわけで、ひさしぶりにリンク集を追加。新美さんのWEB浮世絵もリンク
させていただきました。
http://www.12kai.com/12kai/links.html