新美さん<
リンクおしらせありがとうございました。いやあ、すばらしい。
浮世絵だけでオンライン上にこんなにあるとは。
さきほど手始めに絵双六のページを見始めたらあっという間に
30分くらい経ってました。少しずつ拝見していこうと思っております。
石井さん<
元祖玉乗曲藝一座(阿久根巌)によれば、青木瀧次郎(もしくは瀧二郎)は
玉乗りの青木一座の初代座長です。明治三四年の朝日新聞には
「小屋主は青木瀧次郎と云ふ老爺さんで、今日まで五十餘年も興行師となり」
とあるとのこと。
あやめさん紙束化。あああ・・・。でも、読んでナンボ、見てナンボですから
ねえ。
『ビジュアル台東区史』という本が台東区から発売されました。税込み2000円。十二階関係もいろいろ収録されており、先頃掲示板で話題になった戸張孤雁の「玉乗り」という版画も掲載になっています。台東区関係の本は、区内の主な書店で販売されるようになりました。
ところで、太夫元の「青木滝治郎」というのは、玉乗りの青木のことですか? 現在『あやめさん』の挿絵(写真)をスキャナーで取り込んで、保存しているのですが、そのうち十二階関係の1枚に、青木滝治郎さん江というのぼり多数が写ったものがあります。なお『あやめさん』は、世にも高価な紙束になりつつあります、嗚呼。
こんにちわ。12階とは何の関係もないのですが、
この所かかりっきりになってました、浮世絵画像のリンク集がようやく
完成しました。教育関係もリンクしているので、ある一つのジャンル
(いわゆる春画)は、残念ながら外してありますが、後は大体網羅してい
ると思います。それにしても浮世絵というのは、ずいぶんと幅広くて奥
が深いことが、改めて分かりました。
御感想など、お聞かせていただけると幸いです。
http://www.geocities.co.jp/Milano-Aoyama/7750/link2.html
剛田さん<
音楽に暗い人がスパイダースの「明治百年」を知ってるってどういう・・・
いや、じつはぼくも印刷物で見ただけで現物知らないんですよ、これ。
確か、メンバーが十二階からあたりをみまわしてるジャケでしたっけ。
先日、横浜開港資料館に行き、「100年前の旅行アルバム−外国人が撮ったニッポン−」を見ました。あるいは、十二階関連のものがと思いましたが、浅草の写真が1枚あっただけで、残念ながらありませんでした。
話は変わって、ぼくは、音楽には暗いのですが、ザ・スパイダースのLP「明治百年 すぱいだーす七年」のジャケットは十二階寿語六の上半分です。
新美さん<
リンク拝見。十二階に国技館に劇場。木版でしょうか。赤がいいですね。
戸張孤雁は山本鼎とともに創作版画運動をおこした人で、
戸張孤雁でgoogle検索をかけるとずらっと出てきます。
細馬さん、お帰りなさい。
名古屋も暑い日が続いております。
さて、私現在浮世絵画像のリンク集を作成中ですが、その中で、
一つ12階の版画を見つけました。
http://www.city.chiba.jp/art/exhibition/pos00_2.html
戸張孤雁という方の作品です。
この方がどういう人なのかは、ちよっと分かりませんでした。
生きてます。やっとネットにつながったのでとりあえず足跡だけ
のこしときます。
明日から所用で6/10まで不在にいたします。しばらくコメントが
滞ると思いますがご了承下さい。
まほろばさん<
絵はがき頁拝見しました。美人絵はがきもこうして見ると時代の変遷が
あって楽しいですね。明治手彩色から石版絵はがき、昭和の広告絵はがきまで
さまざまな美人絵はがきを時代を追って見ることができます。
まほろばさんご紹介の表紙ページから
どんどん「進む」をクリックしていくと絵はがきが現れるページにたどりつきます。
新美さん<
ぼくが子供の頃というと、もうほとんど見世物としてのパノラマはなかったように思います。
雑誌の付録に「パノラマ大図解」というのがあるくらいだったような。明治のパノラマは
設計図を見るとバカでかいですね。
剛田さん<
CDROMは垂涎ですね。石黒氏の十二階絵はがきは、東京写真集成にたくさん掲載
されていて、これでだいぶ活動写真小屋の盛衰がわかるようになりました。
まほろばさん<
ようこそ。その無言で半額の話、存じませんでした。どうもありがとう
ございます。あとで切手の額面を調べてみます。
ホームページにお伺いしたのですが、美人絵はがきを発見できず。また時間を
おいて拝見します。
行きたいですけど、行けないですね。
>>会場で、CD-ROM版写真図録「本朝写真事始」(丸善発行、本体3000円、WINDOWSのみ対応、収録写真1460点)が売られています。
HPがありました。
http://www.maruzen.co.jp/home/irn-fukkoku/mis-fukkoku-22.html
え〜とです、”無言絵はがき”と言うのはです。大正時代唐昭和初期にかけて、絵葉書の世界交換が大流行致しまして最初は、お互いに文章のやり取りを致します。大体お互いが分かってきましたら、もう、絵葉書に名前だけ書いて、交換し合ったんですね。
なぜかって言いますとですね。
文章を書きますと、4銭取られましたが、文章が無かったら、印刷物扱いになりまして(無理に
印刷物扱いにさせたんです)半額の、2銭でよかったんです。
それが、だんだんすたれだしましたのは、文章が無いとですね、戦時色が強くなってきましたら検閲がうるさくなりまして、なにも、ないと何かおかしな、隠語でも、あるんではないかと疑われ出したんです。
交換相手の、ナンバーまで何か意味がるんだろうと、特高に調べられたと言う話まで、残っておりますよ.
ということで、今日のお話簡単ですがお知らせ致します。
私も、古いえはがき大好きです。いま、1ページ製作致しました。タイトルから入りまして次のページに右側の美人絵葉書、クリックしますと出てきます。
先輩K氏のご教示により「写真が語る日本の近代」展に行ってきました(日本橋丸善で5月26〜6月1日まで)。十二階関連の絵葉書は2点ほど。石黒敬章氏が出されている絵葉書の本に出ているものばかりですが、現物を見られるのは意義深いと言えましょう。なお、6月1日午後3時より石黒敬章氏による講演会が開かれるそうです。
会場で、CD-ROM版写真図録「本朝写真事始」(丸善発行、本体3000円、WINDOWSのみ対応、収録写真1460点)が売られています。ぼくの得意分野しかわからず恐縮ですが、数年前の「七夕会目録」に出ていた写真も購入したようで、収録されています。なかなか面白いものが多いと思います。
十二階はステレオ写真とか少ししかありませんが。でも、紙媒体ならもっと高くつくでしょう。
明治(2)のパノラマ館と凌雲閣復元の記事、拝見しました。
ずっと昔、子供の頃、「世界の七不思議」のパノラマというのを
見た事があって、どうということのないミニチュアだったけど、
そういったパノラマが明治からあったんですねー。
明治26年の記事に、江崎礼二の子供1700人のコラージュ写真が
十二階に展示されていたことを示す記事をみつけました。
下記URLです。この写真、わりと有名なんですが、どこかのWWWに
JPEG画像があったりしないかな。
十二階の開館前に、すでに紙雛形があったことを示す記事を
見つけました。下記記事をご参照あれ。
十二階拾い書きの写しを見返してみると、六区は柳?の木なんか
も植わっていてけっこう緑が多そうな感じですね。しかし、こちらは
網点印刷、あやめさんのほうはコロタイプだとすれば解像度は段違い
ではないでしょうか。磐梯に濃尾、バルトン写真集の趣きですね。
本の閉じ糸がいい具合にくたくたになるほど通して読むその時間、
うらやましゅうございます。
「あやめさん」所収の十二階の写真は、喜多川さんの「十二階拾い書き」のグラビアに使われていた、私家版写真集と同じもののようです。興行街は結構盛んな様子で、人出はまあまあ、のぼりがたくさん立っています。ちなみに磐梯山火口、濃尾地震など本文と脈絡のない写真が多いので、うれしいです。芸者さんの写真が多いですね。小川一真、C.D.ウエストなど友人の写真も含まれているようです。早くスキャナーで取り込みたいのですが、本の閉じ糸が健在なので、そおっと何度も開いて、自然にゆるむようにしていますので、もう少しお待ちください。
いやあ、それはすごいのを手に入れられました。
バルトン十二階×3! 当然まだ見世物小屋がちらほら
程度の浅草公園でしょうから、絵はがきの公園より風雅な
感じかもしれませんね。
ぼくの方は、ついに明治の読売新聞CD?ROMを入手し、現在
検索ザル状態です。いくつか十二階について未知のことが明らかに
なってきましたんでいずれ紹介したいと思っております。
とうとうあめりかの古本屋から、マードック著・写真撮影バルトン「あやめさん:明治23年日本の恋」が届きました。書留扱いなので、送料も高かったのですが、急激な円高のおかげで、9万円にはなりませんでした。一括払いするか、分割払いにするか、1ヵ月考えますが、お金が大変です。ちなみに、十二階の写真が3枚、相撲の写真が1枚掲載されています。国会図書館のマイクロフィッシュでは、写真がつぶれて、何が写っているか分かりませんでしたが、いずれHPをオープンして、皆さんに公開し、風景写真の場所の特定をやってみたいと思っています。これでバルトンの著書は、英国から3冊、米国から1冊、ドイツから2冊、ニュージーランドから1冊買ったことになりますが、まあいよいよお金がありません、とほほ。
いまでてる号(明治(2))に、「パノラマ館と凌雲閣」復元という記事が載ってます。
ぼくもちょっとだけコメントしました。
新美さん<
いつも新情報ありがとうございます。ご紹介のHP、ヴィジュアル・カルチャー
という切り口で、他にもマンガやフィルムなどからあれこれ図像がひかれていて
興味ふかいです。十二階の写真はどうやら
Winkelの本(1991)から図像をとってるみたいですね。この本は絶版で
ぼくは未入手でした。いいアングルで撮れていて、拡大してみたいところです。
細野様
Japanese Visual Cultureという日本文化(実に多岐に渡っている)を
紹介したHPの中に、浅草十二階の絵葉書写真がありました。
細野様の所の、ステレオ写真に近い構図で、浅草六区の賑わいの後ろに
十二階が写っています。
しかし、これだけのジャンルの画像をいっぺんに載せたHPがあるとは・・
と感心しきりです。
HAZELさん<
ペーパークラフトでしかありえない通天閣十二階立体横並び!
眼福であります。
ぼくも最近透かし絵自分で作るようになりました。今度見せあいっこ
しましょう。しかし、研究会って構成員はいったい何人・・・
こんにちわ 大阪のペーパークラフト・オタク
(および 武田五一おっかけ)のHAZELです。
先日の大阪のギャラリートークでは 面白いお話を聴かせていただきありがとうございました。
さっそく 知人と 透かし絵研究会をはじめました。
会合の時には ぜひ 講師としてきてくださいませ。
さて ペーパークラフトですが やっとできました。
通天閣のほうもリニューアルしました。
残念ながら 縮小をきっちりあわせる余裕(紙の)がなかったので
少し 通天閣が小さいです。
でも 雰囲気分かってもらえるかな、と。。。
冒頭にある大きい方の通天閣を差し上げます。
小さい方はSH先生へ送る予定です
では!
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ryunosuke/1854/TUTENKAKU/tsutenkaku.html
PS/吉田初三郎は
武田五一にも近い人物なので、いろいろチェックしているのですが。。。(笑)
ぼくも見ました。昨年夏に、「幻の広島原爆図発見」という報道があったので、
どんな図絵か気になっていたのですが、冊子になっていたとは知りませんでした。
できれば、何人もの証言者の証言がどのように図絵に反映されているか(たとえば
煙の出ている地帯が史実に沿っているかどうか)といったツッコミがあるとより話が
深まったように思います。油屋熊八との関係も気になるところです。
吉田初三郎の特集、見ました。
こころわくわくする初三郎の鳥瞰図の、最後の作品が広島の原爆とは・・
なんか悲しくなってしまいます。しかし最後まで手の抜く事のない素晴らしい出来ですが。
>>長崎大のデータベース拝見。すごい。小川一真だけで500枚近く。
喜んでもらえて、私も嬉しいです。
読売の記事で初三郎を検索したが0件・・・と思ったら「鳥瞰図」で出てきました。
京都鹿子木孟郎画伯門下の秀才で現に鉄道院嘱託となつてゐる洋画家吉田郡三郎(#ママ)
氏は御大典当時京都の鳥瞰図を画き続いて鉄道旅行案内などに筆を染めてゐたが、
今度の平和博に鉄道省からの頼みで日本を中心とした世界の交通図天地一間半、長さ八間の
大鳥瞰図を制作する事となり、今春来浅草伝法院で心血を注ぎ完成を急いでゐたが、ほぼ
出来上つたので廿八日校閲のため鉄道省の種田旅客課長、又京都からは鹿子木画伯上京
して親しく伝法院の画室に臨んだが写真は大作執筆中の吉田画伯である
(大正十一年三月一日)
・・・というわけで、写真も出てます。この年に東京で行われた平和博のための
出品だったようです。
新美さん<
長崎大のデータベース拝見。すごい。小川一真だけで500枚近く。
十二階関係も階上からの眺望を含め数点ありました。古い浅草の見世物小屋が
写っているのもあってゆかしい感じです。「眺望」というジャンルを通観すると
風景論が書けそうなほど。ご教示ありがとうござました。
石井さん<
これまた実地情報をありがとうございます。区役所に連絡がいちばん早そう
ですね。前田愛というと、先日小谷野敦の「バカのための読書術」を読んで
たら「都市空間のなかの文学」を「単なるファッションとしての都市論」と
紹介していて、本気なのか
それともバカには単なるファッションにしか見えないってことなのか、
解釈に困ったことでした。