- 20001215
- ICレコーダーとパソコンとの間でmp3ファイルのやりとりができると、ろくでもないことをいっぱい吹き込んでそれを全部パソコンで管理できて楽しいだろう・・・
と思い、各社のICレコーダーの中で記録媒体の使えるものを探すが、なかなかこれというのが見つからない。
ソニーのICD-MS1はメモリスティック対応で、保存形式が独自のmsvという音声ファイルで、付属ソフトで変換できるのはdvf,msv,ics,wav。比較的汎用性が高いWAVE形式が使えるのでぎりぎりオーケーという感じだが、いったん専用ソフトを使わないといけないのがまだるっこしい。VAIOをはじめとするIBM PC/AT互換機を持ってれば便利かもしれないけど。
東芝のDMR−SX2はスマートメディア対応なのだが、こちらも独自の音声形式を使っているらしく付属ソフトがセット。mp3への対応がどうなってるのかはWWWで調べた限りではよくわからなかった。
アイワのMM-FX500はマルチメディアカード搭載でしかもmp3エンコーダがついてる。これはかなり有望か?と思ったが、WWWの案内によると「著作権保護機能」が搭載されていて、
1.パソコンから本機へMP3データを戻す際には、送り出し時と同じMultiMediaCardにのみ転送が可能です。 2.パソコン本体でMP3データを再生する際には、送り出し時と同じMultiMediaCardをセットした本機がパラレルポートに接続されている必要があります。
というわけで、むろん不正コピー対策なのだろうが、ネット配信まで考えているものにとってはこれでは使えない。
つまり、各社ともmp3に対して微妙に障壁を作っているというわけだ。どうもまだるっこしいなあ。要はマイクで拾った音を即mp3みたいな圧縮率がよくてネット配布に便利な音声形式で保存できて、波形ソフトでばんばん処理でき、ついでにアップロードも楽々、という線が欲しいんだが。当面はやはり音声出力からちまちまと取り込む線か。ちなみにぼくの持ってるのはパナソニックRR-QR240で、昔のライターくらいの重さでけっこう気に入ってる。
銀座街でビッグバンドの演奏を読んでから、近さんと大名寿司で学会大会の慰労会。ずいぶん飲んだ。
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