- 20001105
- 朝まだき、TVで演芸録画。紙切りで揺れる体。
ひと月前に買ったミニコンポには5MD, 5CDの機能が着いているのだが、いままで使ったことがなかった。各CDの一曲めを自動的にMDにダビングできる機能があると知り、これまで買いためてあったレンタル落ちシングルCD(一枚10円)を片っ端からダビングする。1970年代のシングルも2000年のシングルも同列。 意外によかったのが、ともさかりえ「カプチーノ」。椎名林檎より蓮っ葉で表面的で、その分痛い(彼女の顔の歪め方のように)。しかし、カプチーノの泡見つめながら「白に茶色が負けている」って思いますか、ふつう。人生何でも勝ち負けだと思たら大間違いやで。て誰に言うてんねん。
松任谷由実「潮風にちぎれて」の、まるでよその国のようにスカスカな音像。確か70年代末の曲。この思い切りのよさに比べると、90年代の「Hello, my freind」の中途半端なこと。コーラスの前の「あーあああー」ってとこに歌詞をあてることができないユーミン。あるいは、歌詞をあてることができないことを自分で認めることができるユーミン。そんな大人の感性が聞こえるがゆえに、ここ十数年のユーミンを聞く気がしない。
2000年秋に聞くスチャダラパー「サマージャム95」。季節と年号のあるエバーグリーン。
翻訳校正。NHKアーカイブ「追突」「歩道橋考」。音楽がまるでヒノテルだと思ったらほんとにヒノテルだった。
|