▼TVのCMを見てたら、プッチンプリンに「ウォーレスとグルミット」が出てた。「Close Shave」の羊さん総出演。でも、にぎわしすぎて、あんまりウォーレスとグルミットっぽくないなあ。声は欽ちゃんではなかった模様。▼ホンダのHRの宣伝に「ゲバゲバマーチ」のカバーが流れてた。▼注文していたアニメーション関係本があれこれ届く。ハナ&バーベラのハナ自伝。TV時代の話はあまり知らないからそこをぱらぱら読み。まあ、成功した人の成功物語って感じで、読み物としてはちょっと退屈。いっぽうCulhaneの自伝はもうちょっと偏りがあって楽しそう。フライシャースタジオで口の描き方や女性アニメーターの扱いでウィラード・ボウスキーと喧嘩した話とか。同じくCulhaneの "Animation From Script to Screen"。懇切丁寧なアニメーター志願者向けマニュアル(ただしアメリカの)。ロトスコープの使い方や音楽のシンクの取り方についても基本的手続きが書いてある。もちろんじっさいはもっとバラエティに飛んでるんだろうけど。▼しかし、いちばんおもしろかった「アニメーション」は、一緒に注文してたAphex Twin のビデオクリップ。ここ数年ほとんどMTVというものを見ていないので、最近のビデオクリップがどうなってるのかぜんぜん知らなかったんだけど、ここに入ってる3本はどれもすごくいい。海辺の岩場で固定されたカメラの前で展開される高速物語「On」。子供が全員aphex twinの例のコワイ顔になっちゃう「Come to Daddy」など。やはりコワイ顔のくまの着ぐるみが腹と頭をくっつけるように跳ねる「Donkey Rhubarb」の壊れっぷり。全部まとめて「ホーム・ビデオ・アイテム」ってタイトル。