Daffy Duck


ぼくはダフィ・ダックが正面を向いた顔のアップのＴシャツを持ってるけど、 このデザインはあんまり好きじゃない。

ダフィ・ダックはやっぱり斜めを向きながら目だけこっちを見てバカにしてる顔が好きだ。そして歌ってたりなんかするともっと好き。チキボンチキボン。「Yankee Doodle Daffy」(1943)では、スカウトマンのダフィが俳優事務所におしかけてポーキーの前で次から次へ歌を歌う。これのスペイン語版を見たことがあるけど、英語版よりもっとトチ狂っていた。監督はフリッツ・フレレング。

ダフィがポーキーを追いかけるくだりは、数ヶ月前に出たテックス・アヴェリーの「Dumb Hounded」に似ている。でも、アヴェリーが後年これをリメイクして「Northwest Hounded Dog」を作ったときは、落下傘の上にダフィが乗ってるギャグをちゃっかり流用している。映像にせよ音楽にせよ、この頃のカートゥーンのアイディアは、どれが誰のものかとは言いにくいものが多い。



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