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うたのしくみ 副読本

ここでは、「うたのしくみ」の中で紹介した音楽について、Web上で参考になりそうなものを紹介したり、本に書ききれなかったことを紹介したりしようと思っています。まだまだとっちらかってますが、だんだん記事が増えていくと思いますので気長におつきあい下さい。(2014.3.17 おやつの時間に記す)

7-20回の副読本を追加しました。(2014.3.18)
訂正しました。(2014.3.19)



第1回の副読本

カエターノは、サンバがかえってきたとき、こんな風に声をひそめてます。
カエターノ・ヴェローソ「サンバがサンバであるからには」

第7回の副読本

いとしのクレメンタインの歌詞。
Oh My Darling, Clementine (英語版Wikipedia)
単行本に載せたのは、Raph, Theodore "The American Song Treasury 100Favorites" Dover Publication, Inc. New York. (1964)に書かれたものですが、Wikipediaにはさまざまなバージョンの歌詞が掲載されています。

第8回の副読本


「オズの魔法使い」初版本の挿絵から。

 映画『オズの魔法使い』では歌われていませんが、『虹の彼方に』には、サームホェアー、の前に、まとまった導入部分があります。ジュディ・ガーランドが、この導入部分を歌っている珍しい録音があるので、ちょっと聞いてみましょうか。 ジュディ・ガーランド(1948年のラジオ出演)

 アメリカのハイスクールで「オズの魔法使い」を演じている例。たとえばレイクウッド・ハイスクールで演じられた一場面を見てみましょう。 「オズの魔法使い」レイクウッド・ハイスクール(2011.4)

第9回の副読本

ルディ・ヴァレーの歌う「As time goes by」。オープニング・ヴァースがついてます。

ルディ・ヴァレーが舞台からメガフォンで歌ってたなんて、ほんとかしらと思いますが、ちゃんとメガフォンが残ってるんですね。Wikipedia "Rudy Valee"

そして、ベティ・ブープの「シンデレラ」に一瞬、ルディ・ヴァレーのパロディが登場します。Betty Boop "Poor Cinderella" 6:58あたりにご注目を。

ルディは実写でもフライシャーのアニメーションに何本か出ていますが、「カンザスシティのかわいこちゃん」はアニメーションもとっても楽しい。フライシャーの歌のシステム、「バウンシング・ボール」については拙著「ミッキーはなぜ口笛を吹くか」(新潮選書)をどうぞ。

第11回の副読本

キャブ・キャロウェイのテレビ出演の映像 (1958)キャブがだいぶ年をとってからの1958年の映像ですが、すばらしいパフォーマンスです。

短編映画『ハイ・ディ・ホー』(1934年)。この映画、筋運びもなかなかおもしろいので、できれば最後までよく見て下さい。キャブは、後のレイモンド・スコットを彷彿とさせるナンバー「レール・リズム」、「ミニー・ザ・ムーチャー」の続編であり、より複雑なスキャットを入れた「ザ・ズ・ザ」、そして扇を持ったショウガールたちと戯れる「ザ・レディ・イン・ザ・ファン」を演奏していて、彼の魅力がたっぷり楽しめます。

キャブの姉、ブランチ・キャロウェイとジョリーボーイズの「It looks like Susie」

キャブ・キャロウェイといえば、ベティ・ブープのカートゥーン「Minnie the Moocher」「Snow White」「The Old Man of the Mountain」をはずすことはできません。キャブとアニメーションとの関わりは「ミッキーはなぜ口笛を吹くか」(新潮選書)に譲るとして、ここでは、彼の足の動きを見事に写し取った「Snow White」を見てみましょう。

第13回の副読本

コリン&ハーランによるアレクサンダー・ラグ・タイム・バンド(1911)。二人はこの当時、数々のコミック・ソングを歌っていました。

アリス・フェイが映画「アレクサンダー・ラグタイム・バンド」の中で歌っているバージョン(1938)。この映画は基本的にアリス・フェイ演じる歌姫とタイロン・パワー演じるバイオリニストとの交情を描いているのですが、劇中でアーヴィン・バーリンのナンバーがいくつも歌われています。ちなみにアリス・フェイは、1940年代にカルメン・ミランダといくつもの映画で共演することになります。

書影

アレクサンダー・ラグタイム・バンドのシート・ミュージック


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メイプル・リーフ・ラグのシート・ミュージック

第16回の副読本

木村大治さんによるインターネット連続講座「投擲的発話」

ベッシー・スミスとルイ・アームストロングが吹き込んだ「セントルイス・ブルース」(1925年)
1921年の「オリジナル・デキシーランド・ジャズバンド」の演奏

第17回の副読本

チャック・ベリーで「メイベリン」。1965年のベルギーでのテレビ出演。

ボブ・ウィルズ&テキサス・プレイボーイズ「アイダ・レッド」。陽気にバイオリンを弾いているのがボブ・ウィルズです。彼がバイオリンを弾くときの足の動きにもちょっと注意して下さい。

1956年のチャック・ベリーで「You Can't Catch Me」。冒頭で彼を紹介しているのはアラン・フリード。最後の十数秒にご注目を。すり足のダック・ウォークです。

第18回の副読本

ハンディが1912年に書いた譜面通りに演奏しているプリンス・バンドによる演奏

モートン・ハーヴェイが1915年に歌った「メンフィス・ブルース」

ちなみにアメリカ議会図書館のサイトは、(ミッキー本でもお世話になりましたが)20世紀初頭の音楽や映像、図像のアーカイヴが充実しているので、この時代のアメリカに興味のある方はあちこち探索してみるとよいです。

メンフィス・ブルースのシートミュージック/1913年に発行されたもの(Wikipediaより)

アイダ・コックス「Wild Women Don't Have the Blues」

第20回の副読本

「銀嶺セレナーデ」(1941)から、チャタヌガ・チューチュー:最初はグレン・ミラー楽団、後半はドロシー・ダンドリッジとニコラス・ブラザーズ。

「遙かなるアルゼンチン」(1940)から「South American Wayカルメン・ミランダのハリウッド映画デビュー作。

カルメン・ミランダ「チャタヌガ・チューチュー」Springtime in the Rockies (1942)から。これ、レコード版とアレンジが違ってるのです。そこも見どころ、ききどころ。

The Gangs are all here からカルメン・ミランダの「The Lady in the Tutti Frutti Hat」。ちなみに、この映画が日本公開されなかったのは、1943年の作品で、主人公が対日戦の殊勲者となる話だからです。大戦中にこんな能天気な映画を作ってしまうのがすごい。振付はバズビー・バークリーで、大がかりなセット撮影が見られます。

 チキータバナナのCM(1940年代)。チキータ嬢がバナナの食べ方について歌で教えてくれます。え、バナナって斑点がついてたほうが食べ頃なんだ。



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