ヴィクトリア朝時代の写真家、フランシス・フリスの工房をもとに作られたフリス社は、イギリスの風景絵はがきを数多く発行した。そのフリス社の写真アーカイヴを収めたのがこのサイト。イギリス各地の風景が収められており、地名を入力すれば写真が検索できる。フリス絵はがきを調べるための強力なツール。
ピンポン・グッズのコレクター、グラハム・トリミング氏のページ。一九世紀末から二〇世紀初頭にかけてのラケットやネットなど、珍しいコレクションを観ることができる。このページでリンクされているPDF記事はじつに楽しく必見。また、ピンポン絵はがきについては、同じサイトのTABLE TENNIS POSTCARDSが参考になる。
Gilbert and Sullivan Archive Home Pageから、ミカドに関する記載を集めたページ。ミカドの脚本、当時の劇評など、充実の内容。なお、ミカドを演じたDVDはamazon.comなどで数種入手できる。また日本語では、小谷野敦氏の訳による「喜歌劇ミカド—十九世紀英国人がみた日本」(中央公論新社)が楽しい。
Arcachonの記事のみならず、フランスの絵はがき史が読めるサイト。第五章「あらかじめ失われる旅」で使用したエッフェル塔絵はがきはこのサイト内の絵はがき史初期を記したページLes précurseursで読める。
ディーラー情報からコレクター情報まで、絵はがきに関するリンクが網羅されている。リンク先がどんなページなのかわかりにくいのが難点だが、広くWWW上を渉猟したい人はとりあえずチェック。