ムービーメモ・起動ツール「Shiori_numbers」

ムービーメモ・起動ツール「Shiori_numbers」(QuickTime Player, Numbers用)

ムービーメモ・起動ツール「Shiori」

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【できること】

・Numbersにムービーの情報、ムービー名、ムービーの再生位置を書き込みます。
・Numbersに書き込まれたムービーを指定位置から再生します。

【基本的な使い方】

まず、Numbersで何か文書を立ち上げ、適当にセルを選びます。QuickTime Playerで何かムービーファイルを再生(停止)しながら、Shiori_Writer.appを実行して下さい。選んだセルから右三つにムービー・ファイルのパ ス、ファイル名、時刻の三つが書き込まれます。これらを以下「栞」と呼びます。この栞の先頭を選んでShiori_Reader.appを実行すると、今度は指定したムービーをその時刻から再生します。

【こんな人にお勧め】

・パソコンのあちこちにムービーファイルが散らばっていて、どこに何が入ってるのかさっぱりわからない。整理しようにも方法を思いつけない。

・カメラを何台も使って記録を撮ったものの、どのファイルのどの時刻が同じ場面なのかわからない。メモをとってもあとでいちいちムービーを探すのが面倒。

・細かい分析はおいといて、とりあえずムービーを次々と見て思いつきを記録したい。

・映像のメモをとったあと、メモ部分にあたるムービーファイルと該当箇所をさっと立ち上げたい。

・グループで撮影した自分たちのムービーをいくつか使って振り返り(リフレクション)を行い、そこで出た意見を集約したい。

【何をするツールか?】

QuickTime Playerで再生中の動画のファイル名、再生時刻をNumbersに「栞」として記録しメモをとるツールです。また、Numbers上の栞をクリックすると、動 画ファイルを記録された時刻から再生します。ファイル形式はQuickTime Playerで再生できるものなら何でもよく、mov、mpeg4、mp3、m4a、MTSなど動画でも音声でも栞を記録することができます。

【応用編】

たとえば、あるムービーを再生していて、気になったことをNumbers上にメモしたいときは、Shiori_Writerを実行し、書き込まれた栞のそばのセルに、思いつきをメモしておきます。メモはどこに書き込んでも構いません。あとで、メモに該当する箇所を見直したくなったら、栞の先頭を選んでShiori_Readerを実行します。

シンプルなツールなので使い方はアイディア次第。具体的な使用例としてNumbersのサンプルファイル sample.numbersを用意しました。メモの取り方やレイアウトのコツ、時刻表示の仕方など、いくつか工夫を埋め込んであるのでご覧下さい。

【使用環境】
Macintosh OS X (High Sierraで動作確認)
Numbers (2018年版で動作確認)
QuickTime Player (10.4で動作確認)

【開発言語】
AppleScript

【パッケージ内容】

Shiori_Reader.scpt

Shiori_Writer.scpt

Shiori_Read.app
Shiori_Writer.app
sample.numbers

shiori_manual.rtf(この文書)