祭りと脱線

 アネモメトリの最新号で、福永信さんが探訪記を書いておられる。最初から脱線しておられて、実に共感をもって読んだ。芸術祭に行くのはどこか、見知らぬ土地に紛れ込むのに似ていて、わたしもずいぶん脱線を楽しんだからだ。何がどう脱線かは、福永さんの文章をどうぞ。

まちと芸術祭

 それで、わたしもあれこれ脱線したのだけれど、それについては、10/7発売の新潮に「風の一撃:札幌国際芸術祭から」と題して短文を記したのでよかったら読んでみて下さい。吉増剛造、砂澤ビッキ、そして毛利悠子の作品を取り上げています。