HyperCard Stacks: Stereo Series


ステレオグラムスタック集

【Emily】 【Early works】 【Kaleidophone series】 【RDS experiment series】

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【Emily】 Download | 目次へ戻る 1993年1月ごろに作ったステレオアニメーションシリーズ。マウスを左右 上下に動かすことで、速度と方向をコントロールできる。「エミリー」 は、モンゴメリーの小説「可愛いエミリー」に依っている。 「可愛いエミリー」が、なぜステレオグラムに関係があるかは、 「ステレオ −感覚のメディア史−」 (吉村信・細馬宏通/ペヨトル工房 1994) を参照。 後に東京写真美術館にこれらのスタックを改作したものが展示されたが、 そのときには「See Emily Play」というタイトルにした。
【early works】 Download | 目次へ戻る 1992年から1994年にかけて作ったステレオグラム関係のスタック をこのファイルにはまとめてある。 「3D paint ver.5」は裸眼立体視をしながらステレオ描画を楽しむもの。 Command, Option, Controlキーなどを使うと、奥行きのある空間を かなり自由に行き来できる。アニメーション機能もついているので、 使い込むとけっこう楽しい。 「Avenue」「a night of bitmap」は、当時住んでいた京都の北白川、 高野付近の映像をビットマップに落としたもの。写真と違って、ビット マップでは、フェイドアウトとフェイドインが、一個一個の点の明滅とし て確認できる。それがかすかな形を伴ったり失ったりするのが気持ちよ かった。 「Planets of Pulfrich」は、「プルフリッヒの振り子」と呼ばれる現象を モニタ上で体験するもの。見るには、サングラスか暗い色のセロファンを 片目にあてるとよい。 「Stereo Scratcher」は立体視の仕組みを簡単に解説するもの。 ただし、最後のアニメーションでは、回転でも変形でもないアニメーションで 眼(脳)を混乱させるように作ってある。
【Kaleidophone Series】 Download | 目次へ戻る このファイル内のスタックは1992年10月に作ったKaleidophoneシリーズを まとめたもの。Kaleidophone という命名は、両眼立体視を最初に記述した ホィートストンの玩具「Kaleidophone」によっている。  自作の別スタックでRDS(ランダムドットステレオグラム)をあらかじめ 描画しておき、それを各カードに張りつけて作った。  No. 3,4,6は内容が重複するので収録しなかった。  NO. 1 :単音。  NO. 2 :二つの音源からの音が干渉しあう場合(1)。  NO. 5 :二つの音源からの音が干渉しあう場合(2)。  NO. 7 :二つの音源からの音が干渉しあう場合(3)。
【RDS experiments series】 Download | 目次へ戻る  1992年8月から9月にかけて作ったシリーズ。  自作の別スタックで作ったRDSを次々とカードに張りつけて  いく手法と、RDSを横にスライドさせていく手法が混在している。  ウィンドウが小さいのにはいくつか事情がある。  まず、当時はQuickTimeというムービーが出始めた頃で、コンピューターの 中に小さな窓が開いたような感じがとても好きだったということ。  もうひとつ、当時のCPUではRDSの計算と描画にやたら時間がかかったので、 小さい方が作成が楽だった、ということ。  当時は通信速度が1200bpsとか2400bpsで、100kを越すソフトをダウンロード するにはかなり時間と課金がかかった。そこで、作る側も、なるべく小さい サイズにするべく努力していた、という事情もあった。
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