Cutup this week: May 17. 1997

鏡で見たことあるやろ / スクーターで簡単に降って行けるような山間の小道 / 丸太小屋/ だけでは体験できない速さだ / 篠山の街はすぐ目と鼻の先で / アカンのや / それ / お前さえその気やったら / いいです / ハンドル操作で忙しい / 饅頭屋でバイトしてた頃の繰り返しやないか / 今 / 明治時代に清造さんが来るまで / 直線が見えない / 大阪平野のこと / 吸う / そう / 僕ら変な関係やな / はい / 上流へ向かうほど道幅が広くなり / 久しぶりですから / 肌寒く感じる / 白いガードレールが迫った / 二人は仲良くしないといけないのよ / と思います / その横にタオルがぶら下がっている / だって / …心配しないで / 見事な解説やな / そうですか / ずっと待ったのよ /お前 / ちょっと違う感じになってるのや / ここが桃の里であり / しかし /足元に浴衣が置いてある / それに比べると私は恵まれている / お前がその気やったら俺が就職先探したる / ああ / サツマイモと白菜が入っていた / サツマイモ / を通過する / 僕はもっと迷いたかった / 友達おるか / 懐かしいような匂いがした / 渓谷の幅が広くなった /何処 / 渓谷の幅が広くなった / 僕のせいか / 全てが一新するような朝 / 俺は弱い人間や / 僕はすぐに寝てしまったようだ / この季節なら稲の穂が実っているはずなのに / 僕はすぐに寝てしまったようだ /


∂綾乃


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