Cutup this week: June 24. 1996
由美かおるコメント
施行昭和22年5月3日
第一話:総辞職
私の男を得た。ねぎ。全国の悪と戦う典型的な下町気性の人。
改築ブームで古い教会さえ破壌される町中、ねぎはロフトに
いた。週末旅行に一緒にとグリグリ悩む。駅に向かう道で
すれ違う見知らぬ内閣総理大臣の微笑。女がなぜここにいる
のかと徹底して怪しまれて、年配のファンの方々からも、
あいつこそ、この憲法を定めるとからかわれる。
しかたなく煮る。
第二話:勤労者
うどん。通信の秘密。釜上げ/ザルダシは「必要な濃度を見て」
との連絡が入る。タイトルの一番始めに出てくるのは、勤労者の
団結する権利及び団体交渉その他の団体行動を楽しみに見ていて
くれる、あの微笑の青年ではないか。愚の骨頂。
少しずつ煮る。
第三話:住民投票
里芋。3年ぶりのヴァカンス。天かすを藤林無門というぐらいに
入れて、電話でむつまじく話し、最後に内閣を紹介しましょう。
夜、鶏肉を馴染ませる為に憲法第3章で保障する国民の権利が
問題になったとの連絡がお風呂から入る。
また何回も煮る。
第四話:弾劾裁判所
菊菜。変装の名手で芸者。人生は不公平だと嘆く彼、100人
いたら100人のスキンへッドがありますしと嘆く彼、それが
芸者としてのかわいらしさ。「書類及び所持品を惜しめ」か弱い、
黄門さまの意のある鳴き声が。衆議院の同意がない。オーブンと
壁の隙間にはさまれて動けずにいたのだ。
忍び衣装入れたままグツグツ煮る。
∂日本国憲法
∂Yamada-ya Udon School (Ingredient)
∂かげろうお銀(おぎん)
∂猫が行方不明